ビデオ会議や取材、Macの音は、Audio Hijackで全部まとめて録音が楽

Audio Hijackは、オンラインには有効なものの…

私の場合、Audio Hijackは、オンラインの取材や会議でだけ使うことがほとんどです。

リアル対面の場では、基本的に複数ソースのミキシングは必要ないので、MacではmacOS純正の「ボイスメモ」やサードパーティーの「シンプルレコーダー」を使い、同時にiPhone用のレコーディングアプリを併用します。場合によっては、指向性が広い音楽用レコーダーマイクを使うこともあります。

レコーダーを複数併用する理由は、もしもの時のバックアップと、相手の話を聞き逃さないためです。アプリの中には、ちょうどドライブレコーダーのように、録音ボタンをタップした数十秒前に溯って録音できる優れものもあって、とても便利です。

今年、リアル対面の機会は激減しました。用事がある時にしか接続せず、終わったら切れてしまうオンラインだと、ちょっとした何気ない雑談に見え隠れする重要なニュアンスや、本音が把握でいるトークがまったく拾えず、非常に辛いところなんです。レコーダーが動いていない時の方が、相手から本音が引き出せることも多いんですけどね。この辺りの話は、また改めて。