今さら聞けないiPhone/iPodで音楽を聴く「誤解のゴ」

友達のiPhoneやAndroidと曲の交換するにはどうしたらいいの!?

iPhone/iPodと、それを使うコンピューターとは、Apple IDに紐付けて管理されます。一つのApple IDに登録できるAppleデバイスは最大10台で、iOSデバイスは5台までです。

そのため、既にミュージックライブラリがある他者のコンピューターに、自分のiPhone/iPodを接続してミュージックが起動すると、そのコンピューターに登録済みのApple IDの新しいデバイスとして紐付けるかどうか確認されます。ここで、新しいデバイスとして登録してしまうと、自分のiPhone/iPodに入れている(この時点で、管理上は自分のデバイスではなくなってしまう!)音楽データは、そのコンピューターのライブラリで置き換えられ、消えてしまいます。

iTunes Storeで購入した音楽やビデオデータは、購入したApple IDと関連づけられているため、登録済みのデバイスでなければ再生できません。

【メモ】新しいiOSデバイスとして登録しなければ、接続してiPhone/iPodを充電するだけなら可能です。

友達は『iPhone/iPodが使えるコンポを買った』とかいってたけど?

それは、BluetoothまたはLightningケーブルで接続して、iPhone/iPodの中にある音楽をスピーカーから流せるコンポでしょう。iPhone/iPodからコンポに音楽をコピーしているわけではありません。Bluetooth対応のスピーカーもいろいろな種類が発売されています。

車でiPhone/iPodの音楽を聞くにはどうやって繋げばいいの?

iPhone/iPodをカーナビやカーステレオに接続する方法は、大きく4種類あります。

Bluetoothで接続する

最近のカーナビの多くがBluetooth接続をサポートしているので、iPhone/iPod/iPad/Androidなど、機種を選ばずに接続できます。曲名やトラックナンバーも、カーナビやカーステレオのディスプレイ側に表示されます。カーシェアリングの車でも、自由に自分の音楽を楽しめます。

有線で接続する

カーナビやカーステレオにLightningまたはUSB端子があれば、ケーブルで接続するとiPhoneもiPodとして認識されます。デバイスを充電しながら音楽を聴くことができます。

FMトランスミッターで接続する

シガーソケットにはめるアダプターで、FM波を飛ばし、カーナビやカーステレオでラジオを聞くように周波数を選択する方法もあります。『友達とドライブに出かける時に、友達の車で使う』ように、他の車でも簡単に使えます。ただし、他の方法に比べると、ノイズを拾いやすい弱点があります。

カーステレオのAUX端子に接続する

カーナビやカーステレオのAUX端子に有線で接続する方法です。ノイズに強い反面、配線が必要なため、カーナビやカーステレオ本体の取り付け位置(トランクやリアシート下など)によっては、線の取り回しに工事が必要です。音質はBluetoothやFM波よりもいいですが、カーナビやカーステレオ側でiPhone/iPodを直接コントロールできないのが弱点です。

【メモ】いずれの場合も、対応するiPhone/iPodの機種と世代を確認しましょう。