AVファイル変換ツールMovavi Video Converterがイイ感じ過ぎて悩ましい

Movavi Video Converterを使うと幸せになれる人

  • macOS/Windowsの両方またはどちらかで、ビデオを編集するプロフェッショナル
  • After EffectsPremiere Pro、旧Final Cut ProやX、DaVinci Resolveユーザー。
  • ビデオ編集のプロだけに限らず、ビギナーやハイアマチュアも使える。
  • GUIでシンプルに操作したい人。
  • FFmpegユーザー。

Movavi Video Converterのココがいい!

  • 直感的で非常に使いやすいUI
  • ビデオのトリミングが、前後のカットだけでなく、任意の範囲を削除して、複数箇所でも中抜きできる。
  • いろいろなキャプション(テロップ)にも対応。
  • ビデオやオーディオの結合(マージ)も楽。

Movavi Video Converterのここは要注意

  • App Storeの評価が微妙。InstagramやUSオフィスのGoogleマップのくちコミでの評価は今ひとつ。『使えなくて返金を要求しているのに、まったく対応しない』『ライセンスを買ったのに、ウォーターマークが消えない』など。一方、Facebookページのコメントが大人しいのが気になる。
ファイルフォーマットエラー
ファイルフォーマットエラー
  • 開発・販売しているMovavi Software Inc.という企業は、2004年創業のロシア企業。アメリカ セントルイスとロシア、キプロスにオフィスがあるが、恐らく本社はノヴォシビルスク。
  • PhotoshopやPDF、Excelファイルなど、開けないファイルも一旦登録できてしまう(登録して「開けません」表示が出る)。
  • オーディオは、チャンネルごとに編集できるような機能はない(変換できるので十分といえばそうだが、ビデオに比べるとちと貧弱)。
  • オーディオあり/なしのビデオを、1つのビデオファイルとしてマージしようとすると、オーディオがないことを警告するアラートが表示されて処理できない。ダミーの無音を登録して回避するしかない。
  • rawファイルは、登録できてエラーも表示されないが、5秒のビデオクリップとして認識され、プレビューしようとするとアプリケーションがフリーズする(今のところ再現性あり)。
  • 登録したファイルは、deleteキーでは削除できない(マウスの右クリックで「削除」)。
  • ライセンスは、本社サイトで日本円で買うと6,500円+消費税で割高。Mac App Storeだと、買い切りはなく、さらに割高に(¥3,060の年間サブスクリプション他)。