xpression cameraに自分のアバターを登録する
- Macにxpression cameraをインストールする。
- 画像ファイルに、前述の自分の写真を選ぶ(Photoshopファイルも登録できる)。「設定」で使うカメラを確認し、動作をチェックする。写真のアングルによっては、合成される口元と角度が合わなくて不自然さが増すので、「あなたの口を元に合成」は、オンにしなくてもOK。
- xpression cameraは終了させておく。
CamTwistで背景を設定する
- CamTwistをインストールする。
ここで、xpression cameraとCamTwist両方の、プライバシー設定をmacOSの「システム環境設定」で再確認しておく。

- まず、背景を設定する。「Effects」-「Image Overlay」をダブルクリックし、「Adjust settings」で選ばれた状態で、「Settings」の「Image」に、背景に使いたい画像をドラッグする(ここもPhotoshopファイルを登録できる)。
- 必要に応じて、「Scale」や「Position」「Crop」で大きさや位置、クロップ(トリミング)を調整する。

CamTwistにxpression cameraを読み込んで、クロマキー合成する
- ウインドウ左下の[PIP]ボタンをクリックすると、「Adjust settings」に「PIP Webcam」が追加される。エフェクトはレイヤーになっていて、下が手前(Photoshopなどとは逆なので注意)。

- ウインドウ右に表示される「Settings」-「Webcam Settings」タブで、Cameraに「xpression camera」を選ぶと、先ほどxpression cameraに設定した写真が(ちょっとぎこちない動画として)表示される。
- 「PIP Settings」タブに切り替え、「Chroma Key」をチェックし、すぐ下のカラーバーをクリックする。

- カラーパレットが開く。このとき、画面上のカラーをスポイトで拾うと正確に指定できないので、「RGB Sliders」で確実にR255を指定しておく。背景は、ブルー単色で塗りつぶされているので、「Threshold」は一番右の「0.5」まで目一杯上げて構わない(それ以上の数値も入力できるが、変わらない)。
- どうしてもフリンジは残ってしまうが、そこは諦めが肝心。必要に応じて、天地左右をクロップする。
CamTwistにその他のエフェクトを追加する
- ビデオサービスにCamTwistを読み込む時に左右が反転するので、「Effects」-「LR Flip」を選び、オンにしておく。
- また、「Effects」-「Freeze Frame」も必須のエフェクト。画面を静止画でフリーズさせたままにしておけるので、ちょっとした離席やあくび、水分補給、手元の操作をしたいときなどに有効。この他、背景をぼかす「Motion Blur」、カラーを調整する「Color Controls」、テキストを表示させる「Text」なども、必要に応じて組み合わせるのがオススメ。