ジェレミー・ギリは、21世紀のボブ・ゲルドフか?

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明日9月14日(水)に上映する映画『ザ・ディ・アフター・ピース』。その主人公は、ジェレミー・ギリ(Jeremy Gilley)という、とあるイギリス人俳優です。映画のテーマやその背景は、オフィシャルWebサイトYouTubeの予告編を見ていただくとして、私自身も「TED」での彼のトークぐらいしかまだ見ていません。視聴は本番当日まで楽しみに取っておこうと思っています。

実は、私がこの映画に非常に強い関心を持った理由は、Love & Peaceや不屈の精神ではありません。それは、この映画が、「ロックンロール・ロードムービーのドキュメンタリー」だと感じたからです。ただし、その匂いは、必ずしもうっとりさせるだけではなく…。

イギリス出身のアイコンが巨大なムーブメントの中心となり、世界を動かしていく…同じようなことは、25年以上前にもありました。それが、1985年の「LIVE AID」でした。

LIVE AIDエチオピアを始めとするアフリカ飢餓救済をテーマにしたコンサートイベントに出演したのは、QueenにU2、ポール・マッカートニーにミック・ジャガー、ザ・スタイル・カウンシル、スパンダー・バレエ、スティング…書き連ねていて、懐かしさと豪華さに手が震えそうなほどです。思い返せば、あれは、音楽で世界が変えられると本気で信じた無邪気な人々のつかの間のパーティーでした。もちろん、私自身もその熱に浮かされた一人。

そして時は流れ、2010年3月。あの時集められた資金が、エチオピアの子どもたちを救うどころか、反政府勢力の武器購入資金になっていたという、衝撃のニュースがBBCで報道されました。残ったのは、今や定番クリスマスソングとしての、”Do They Know It’s Christmas?”と、SD画質のDVD。「LIVE AID」と聞くたびに、憧憬と羞恥心とがない交ぜになった、複雑な心境を抱かざるを得ません。

エチオピアの現状に関するまとめ | i-morley
http://i-morley.com/blog/2010/03/12/post-612.html

『ロックンロールとは、音楽のひとつのジャンルのことじゃない。生き方だ。』というのは、誰かの台詞でした(内田裕也以外の)。今年2011年は、折しも911から10年目にあたり、オサマ・ビン・ラディンが殺害され、アメリカがアフガニスタンからの撤退を発表した節目の年です。Love & Peaceへの夢と強い願望、そして不屈の精神というテーマは、311を経験した日本人には、また少し違う意味を持つかも知れません。

ジェレミー・ギリなる人物が、21世紀のボブ・ゲルドフなのか?そうではないのか? とにかく、大きな関心を持ってピースディの直前に注目したいと思います。

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