ビデオ会議にラップトップ用スタンドを7ヵ月使った感想

しっかりした台の上に重ねて使うのもあり!

実は、今回紹介する専用スタンドを買うに至るまでは、ちょっとした迷いもありました。というのも、結構以前から使い続けている、割と立派なアルミの放熱台をすでに持っているからなんです。

Micro Solution製のこの台は、17インチサイズにも対応したA3より少し小さいぐらいのサイズで、歴代のPowerBookやMacBook Air、MacBook Proを載せて使ってきました。裏には全面に放熱スリットもあり、結構立派なんです。確か、そこそこの値段だったし。
ちなみに、このラップトップ用スタンドを夏場に使っている時は、それなりに放熱効果もあったかもしれません。ただ、MacBook Proのファンがガンガン回り続けるほど過酷な使い方はしていないので、正直、そこまでの実感はないです。また、冬場は本体もやや冷えているはずですが、こちらも、アルミのボディーが冷え切るほど寒い部屋で使っていないので、こっちも微妙(冬場、MacBook Proを外で使うと、刺身が張り付きそうなほど、筐体が冷えるものです!)。

ただ、今回必要なのは、放熱用の台というより、カメラ位置の高さを確保するスタンド。用途も違うので、遅まきながら商品のバリエーションが揃ったタイミングで手を出したというわけです。純粋に、ディスプレイとカメラの位置をかさ上げする台としての機能だけで、十分。

ちなみに今は、この台の上に、さらにスタンドを乗せているわけですが、わずか30 mm程度でも嵩増しできて、iMacのカメラ位置にも近づきました。安定性にもまったく問題ありません(単に下の台を片付けてないだけで、特に意味はないです…)。

タブレットやサブノートで使う場合は、このスタンドの下にさらに、しっかりした箱や厚みのある書籍などを重ねて高さを稼ぐのがいいでしょう。高さはあっても軽すぎる園芸用のスチロール材などは、重量バランスが崩れるので事故の元。大きな木片や角材などだと、机の天板も傷つけません。できれば安い合板ではなく、香りのいい天然素材だと、リラクゼーション効果もあります。アロマオイルを沁みさせるのはオススメですよ。別の環境でやったことがありますが、本当はこっちにスイッチしたい!複数の木片を組み合わせるなら、連結はしっかりと。

ラップトップ用スタンドは、ワークプレイスごとに1台あっていい

この記事のタイトルとはちょっと矛盾しますが、このラップトップ用スタンドはビデオ会議のために買ったとはいえ、実際には、ビデオ会議はデスクトップ側で使うことが多いです。とはいえ、このスタンドは、全然無駄にはなっていません。

というのも、『実は、この高さと角度が基本でもいいんじゃないか!?』と感じているんです。ビデオ会議するしないに関係なく、ずっとMacBook Proを乗せっぱなしなんですが、この方が自分の首が下を向きすぎなくて楽。YouTubeのアーカイブやWebセミナー、トークライブなど、そのまま視聴していますが、快適ですよ。首や肩、腰、背中は大事ですから。

ラップトップ用スタンドは、あればあったで便利なので、例えば家に1台置いておいてパートナーとシェアするとか、仕事場に置いて使い回すのはありでしょう。必要になれば、追加で購入すればいいですし、商品ラインナップも充実していくはず。ワークスタイルの工夫は続きます。