VRの4倍!ビデオ専用ゴーグルMovieMaskは大画面がキレイな顔面映画館だ!

MovieMaskのココがイイ!

肝心の使い勝手や印象はこんな感じです。

高解像度で高画質な映像を見られる!

映像が表示されるスクリーンの視野角やサイズは、MovieMaskの方がひとまわり大きく感じます。シネマコンプレックスのスクリーンで喩えるなら、Oculus Goが中規模だとすると、MovieMaskは大規模シアターでしょうか。公称で、3m離れて約100インチサイズ。これは、メガネを外しても見られる恩恵(後述)もプラスされている気もします。

公式情報だと、日本製の高品質レンズを使っていて、モバイルVRの4倍の解像度だとのこと。確かに、映像は非常にキレイです。

私は、iPhone 8 Plusで使っています。iPhone SEだと、一見、セットしたときに小さすぎて使えない印象ですが、視認性の点では問題ありません。スマートフォン用ケースを付けたままでOKなのも楽ですが、大きくて厚い手帳型だと厳しいはず。

高画質レンズで大迫力!

没入感に邪魔な通知はすべてオフにできる!

充電やWi-Fiを気にしなくていい安心感はあります(とはいえ、スマートフォン本体にはそれが必要なので、わざわざ別に設定しなくてもいいというだけの話ですけど)。

『Amazon Video見るだけなら、Fire TV Stickをテレビに繋げばいいんじゃない?』とも思いますが、ゴーグル型のいいところは、映像以外の余計な要素に邪魔されないこと。緊張感溢れるシーンで、どうでもいいタレントの事件が速報で届くなんてイヤじゃないですか。なので、その没入感を邪魔する余計な通知はすべて、事前にオフに。

メガネ族も裸眼で見られる!

何と、メガネを外してもピントが合うんです!強度の近視・乱視の私には、非常に嬉しい誤算でした。Oculus Goはどうしてもメガネが外せないので、専用パッドを入れてもちょっと使い辛いところがあるんですよ。

事前の説明にも、そんなことは書かれていなかったんですが、Oculus Riftを使っているうちに視力が回復した話を見ていて、何の気なしに裸眼ではめてみたところ、まったく違和感がありません。

レンズと瞳との距離は、ダイヤルで簡単に調整できるようになっています。瞳孔間距離は調整できませんが(Oculus Riftはこれができる)、それでも何も問題ありません。MovieMaskをしばらく見た後、メガネに戻ると、ちょっとした違和感を感じるほど。もしかするとこれも視力回復効果があるかも!?

寝転がろうが何をしようが、絶対に視野がズレない!

これも単なる箱であるメリットの一つ。Oculus Goでも、正面をリセットして仰向けのままYouTubeを見たりはできますが、一部のアプリでは、天を正面にはセットできないんです。MovieMaskにはそれがありません。