以下は、Shokzの骨伝導イヤフォンのプラスとマイナスポイントです。Shokzに限らず、骨伝導タイプだったり、ワイヤレスについての特徴も混ざっています。
Shokzの骨伝導イヤフォンのココがいい!
- 左右かネックバンドでつながっているので、落とす心配がない。コードがないので、本体が絡まったりしない。
- 外で使う時、いちいち外さなくても、目の前の人の声もちゃんと聞こえていることが、相手に楽に、自然に示せる(詳しく後述)。
- 自転車やバイク、車の音も適度に耳に入るので、街中を安全に移動できる。
- L側にあるボタンのタップで再生/停止/スキップが操作できるのは便利。
- 重さは29gで、慣れれば装着を忘れるほど。
- バッテリーの持ちは6時間と、あまり気にしなくていいのが楽。オーディオのフィードバックで充電状態がわかる。
- 充電はUSB-Cなので、専用充電器も不要。充電状態はランプの点灯でわかる。
- オーディオのフィードバックで、電源オン、デバイスの接続、電源オフが確実にわかる。接続ミスや、切り忘れがないのも安心。
- 耳の穴に異物が長時間挟まっているストレスがない。
- 音質は十分。一時期の骨伝導イヤフォンに比べると、遙かに高音質(個人的には驚くほどのレベルというわけでは…)。
- 髪型や整髪料の影響をあまり受けない。長髪のヘアスタイルだと、デバイスをほぼ隠せる人も。


Shokzの骨伝導イヤフォンのココはイマイチ…
- ボリュームを最大にすると、こめかみの表面ともみあげが小刻みに震えてとても気持ち悪い!何か食べたり、あくびのように口を大きく動かす時、こめかみが動くのに合わせて音像が微妙に変わって、これもまたちと違和感あり。
- こめかみの辺りは、もみあげ+マスクの紐+メガネ族はつるが集中するので割と混雑する。それらがスピーカーの役目を果たしてしまい、実は結構、周りに音が漏れているのではないかと、不安になることがある。マスクを外すときに、ネックバンド(バー)に絡まることも。
- インナーイヤータイプに比べて、どうしても低音は抜けがち。周囲の音も聞こえるので、完全に音に集中したい使い方には向かない。
- 左右のドライバーを繋ぐネットバンドは調整できないので、寝転がると押し上げられてしまってズレる。襟の高いシャツ、ネックピロー、冬場はハイネックの服やマフラーなども影響する。バンド部分は柔軟性があるものの、真ん中で折り畳める構造になっていても嬉しかったかも。
- 装着したままモード切り替えやボリューム調整は、ちょっと操作し辛い。
- 曲をスキップしようとして、L側のボタンをダブルタップすると、間違ってリダイアルになってしまう(複数回やらかし経験あり)。この機能をオフにできない(サポートコミュニティーに多数の不満あり!)。
- なぜか、ビデオ会議の途中で接続が強制的に切れてしまうことがある(ビデオ会議サービスのミュート機能と関係?調査中)。
- モバイルアプリはあるが、OpenMoveをサポートしていない!
- Siriでは操作できない。
- AirPodsが持つ、空間オーディオや「探す(Find Me)」機能には非対応。
- 何かを聞きたいわけではなくて、単に周囲のノイズをキャンセルしたり、耳栓代わりに耳に突っ込んでおきたい時には、役に立たない。
Shokzの骨伝導イヤフォンは、こんな時に使ってます
私の場合、このShokzの骨伝導イヤフォンは屋外や移動中に使っています。後ろから静かに近づいてくるハイブリッドカーや電動スクーター・キックボードの音に気付かずにビックリするようなことも、今のところありません。
聞くのは主に、Podcastやラジオアーカイブ、音楽などです。YouTubeを見る(音声だけを聞く)こともたまにあります。
私は普段、メガネをずっと掛けています。複数のメガネを掛け替えていますが、フレームの端とShokzはバッティングはしないので、装着する順番は影響しません。強いていえば、Shokzを掛けた後はドライバー部分ができるだけ皮膚に直接接するように、こめかみの毛を後ろに流すぐらいです(白髪交じりじゃなければ、もっと本体は目立たないはず…)。で、その後にマスクをするわけですが、外すときにたまにShokzに絡まることがあるんです。左右両方とも絡まると、これがちょっと面倒。



日常のビデオ会議にShokzを使うのは止めてしまい、代わりにiPhoneに同梱されていた有線のイヤフォンを使っています。というのも、なぜかしばらく使っていると、アラート音が鳴って接続が強制的に切れてしまうことが何度かあったからです。バッテリーもBluetoothも十分なので、未だに原因がわかりません(サービス側で一定時間以上ミュートしている時に起きる気がしていますが)。自分が主催の会議の時でもない限り、怖くて再チャレンジできないままですが、何れまたトライしてみます。
通話はほとんどしないので、たまたまShokzを使っている時にコールがあれば出る程度です。ノイズキャンセリングマイクが優秀だからか、相手から聞きづらいといわれたことは一度もありません。