SidekickはChrome互換ブラウザーの中で最高かも

タブのセットを切り替えられるセッション機能がヤバい!

複数のタブをセットとして管理できるセッション機能は、私のお気に入り!macOSにたとえると、複数のデスクトップを自由に切り替えて、アプリケーションやウインドウの表示ごと使い分けるような感じです。

例えば、ビデオ会議やリモートワーク、プロジェクトやクライアントごとに、使うタブの組み合わせをセッションとして作り、名前を付けて保存しておきます。そのセッションが必要になったら[Active]ボタンクリックすると、一瞬でその構成にスイッチできるんです!元のセッションは、どこかに隠されて待機。戻すには、最初のセッションを[Active]にするだけ。

つまり、ビデオ会議やスクリーンショットを撮影する時に、映り込んだらマズいものも隠せるわけ 😛 これに通知のオン/オフを組み合わせればさらに安心です。セッション間で登録済みのタブをドラッグ&ドロップして、後から自由に組み替えられるのも嬉しい。サイドバーのアイコンにはセッション名の頭文字が表示されるので、それぞれ違う頭文字にしておけばわかりやすいですし、キーボードショートカットもあるので、作業環境をスピーディーに切り替えられるのがとても便利です。

最初に使ったときは、ちょっとした感動ものでした 😀 ストレスなく、別の作業へと一瞬で切り替えられますが、ここでも、効率的にメモリが制御されているんでしょうね。このセッション機能が原因なのかはわかりませんが、時々、セッションの切り替え前後で同じタブがダブって表示されることはありますが、概ね快適です。これが複数デバイスで同期されれば、もう完璧!これと、Chromeにも装備されているウインドウに名前を付けて、特定の作業で開くウインドウを指定する機能を併用すれば、使い勝手はさらに便利になるはず。

サービスの複数アカウントも効率的に管理
サービスの複数アカウントも効率的に管理

あと、これはチームプランなので未確認なんですが、コラボレーション機能がとても便利そう。例えば、あるプロジェクトでチームを作っていて、そこに新しいメンバーを招待すると、チームとして使うアプリがそのまま新メンバーに同期されるんです!アカウントやパスワードまでセキュアに同期されるので、新メンバーはいちいちブラウザーで新しく設定や登録する必要なし。当然、プロジェクトを去る時は、これまたセキュアに消去されます。

Sidekickが気になるところ、残念なところ

  • 今回、リストアップしたWebブラウザーの中では一番アプリケーションのファイルサイズが大きい。Apple M1では、Safariの35倍!
    Sidekick:487 MB(Apple M1では898 MB)
    Brave:274 MB(Apple M1では502 MB)
    Microsoft Edge Beta:656 MB(Apple M1では651 MB)
    SRware Iron:429 MB(Apple M1では334 MB)
    Safari:39 MB(Apple M1では26 MB)
  • 同じPocketアカウントにログインしている状態で、Pocketの任意の投稿を表示していても、別のデバイスのSidekickでDockから開くと、その投稿を開けない(PocketのURLだと解釈しているものの、●▲■ロゴのアニメーションでずっとロード中のまま)。
  • サイドバーは、一つのウインドウにしか表示されない。例えば、タブをドラッグして別ウインドウで開くと、そのウインドウにはSidekickのサイドバーは表示されない。
    ただ、このウインドウでタブを沢山開いたりせず、使い終わったらウインドウを閉じてまたメインのウインドウに戻れば、大きなマイナスにはならない。むしろ、ウインドウ全体でスクリーンショットを撮る時に便利。
  • サイドバーに並ぶ「アプリ」アイコンの表示は、好き嫌いが分かれるか。左側にメニューが並ぶサービス(例:WordPress、YouTube、Hootsuite)も多く、メニューが二段に被ってちょっと見辛いこともあるが、これは仕方ない。ただ、アイコンが目立たないようにグレースケール表示が可能なのは嬉しいところ。
  • optionキーと、0〜9の数字キーの組み合わせが、「アプリ」起動のショートカットに割り当てられているため、例えばポンド記号£のような、同じキーコンビネーションを使うテキストは入力できない。また、ショートカットは固定なので、「アプリ」の並びが変われば割り当てもズレるのは注意。
  • Sidekickのウインドウよりも左側にテキストウインドウを開いているような状態で、Sidekickで表示したページの入力フィールドにテキストをドラッグ&ドロップしようとすると、サイドバーが反応してしまい、入力フィールドまで辿り着けない(テキストウインドウをフロントにした時に、サイドバーが隠れる位置にしておけば回避可能)。
  • 1Password機能拡張(Webサービスへのログインではなく、ローカルの1Passwordアプリケーションと連動する方)が動作しない。これは1Passwordの開発企業AgileBits社の対応待ち。その代わり(?)SRware Ironから吸い上げて同期されたアカウントとパスワードが自動入力されたのがちょっと気になった…:(