「空の置き換え」をPhotoshopとLuminarで比べてみた

えびの高原

松の細かな葉先が、近景と遠景どちらにも入っています。PhotoshopとLuminar 4のどちらも、微細な隙間の処理がやや微妙で、元の青空が残ってしまうためか、オレンジの空を背景にすると、どうしてもやや白っぽくなってしまいます。これも、面倒ですがマスクをカスタマイズした方がよさそう。

遠景の松の葉先と隙間は、どうしても条件的に厳しい
遠遠景の松の葉先と隙間は、どうしても条件的に厳しい

東京駅

GoProで撮影したHDRの東京駅。このように、水平線が真っ直ぐではない写真でも、PhotoshopもLuminar 4も空を認識します。ビルに挟まれた遠くの綿雲も、完全に置き換えずに残せたりと優秀。
右上に映り込んでいるのは、道路を挟んで反対側に建つKITTE丸の内のエントランスに掛かる庇ですが、ここにだけ違いが見られました。Photoshopでは、一番左の三角形部分だけ、空の一部だと認識されなかったものの、Luminar 4はすべて正しく認識しました。

Photoshopは、屋根から透けた空の部分を一部だけ認識できなかった
Photoshopは、屋根から透けた空の部分を一部だけ認識できなかった

吊り橋

暗くて分かりづらいですが、Photoshopは、白くハイライトされたワイヤーの上部が抜けてしまっているところがあります。また、黒いワイヤーも、細い部分はかなり飛んでいます。ただ、全体の雰囲気としては、違和感は感じません。
Luminar 4は、それに加えて、ところどころ空を完全に認識できずに、元の雲が微妙に残っていたり、星空が合成できていないところがあります。
幾何学的な線が多いので、根気強くマスクを調整すれば、キレイな合成結果が期待できるでしょう。

細かい点はあるものの全体の雰囲気は妥当か…ただLuminarは抜けが気になる
細かい点はあるものの全体の雰囲気は妥当か…ただLuminarは抜けが気になる

女性

最後は、乱れた髪の毛と、手前にボケた枯れ草、全体的に被写体が同系色という、なかなか厳しい条件の写真。髪の毛は、PhotoshopもLuminar 4もそれなりに処理しています。Photoshopは、中央の枯れ草の処理も十分。
Luminar 4は、手前の草を再現できていない部分が多く目立ってしまいました。

ぼやけた草もしっかり処理できたPhotoshopに軍配
ぼやけた草もしっかり処理できたPhotoshopに軍配

PhotoshopとLuminar 4の、どっちをチョイスするべきか?

  • Photoshopが、空だと認識した部分を基準に縦横サイズを計算しているのに対して、Luminar 4はファイル全体の縦横サイズを基準にしている印象(未確認)。
  • Photoshopを仕事でバリバリ使っているプロなら、どっちか一方ではなく、Luminar 4との併用はオススメ!Luminar 4は、空を置き換えたい写真が複数ある場合の作業が楽。
  • Photoshopはインストールしていても、そこまで頻繁に使っていない人なら、Photoshopだけで十分。ちょっとだけ試したいスマホユーザーなら、むしろPhotoshop Cameraでいい。

写真編集は空の合成だけで終わるようなことはまずないので、Photoshopにプラスして使う価値を感じるかどうかでしょうね。もちろん、Luminarにしても、空の合成以外の機能が豊富です。特に、人物の顔を編集する強力な機能は、Photoshopでサポートされた新機能です。これについても、Luminar AIがリリースされたら、また比較してみましょう。

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