FONデビューはしたものの

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週末のエントリのように、ようやくFONデビューしました…が、その途端に無料キャンペーンです、やってくれます。あまりのタイミングの悪さから、周りの人にお知らせしてしまいました。週明けの雑感を書いておきます。

  • まず、これはアカウントの登録時から感じていましたが、日本語のオフィシャルサイトが急場しのぎの印象を拭いきれません。住所や名前がアルファベットでなければ登録できなかったり、都道府県を二度入力させる場所が表示されたりと、日本の実情に合っていない表示です。
  • また、それにも深く関係しているのでしょう。実は、日本でのサポートもあまり好ましくない状態にあるようです。これは私も知りませんでしたが、こういったマイナス情報もきちんと把握した上で周りの人に勧めたかったところ。セキュリティーに直結するサービスでもあり、これらの点は早急に改善を望みます。
    Milano::Monolog: FONがようやく退会できるようになった
    http://rebecca.ac/milano/mt/archives/001622.html
  • マニュアルに日本語表記が無いのは仕方ないとして、差し込みの説明書ぐらい同梱しておく必要があるように思います(付属CD-ROMには、Mac OS X用ツールや説明資料などは皆無)。確かに、ツクモ電機のサイトを見れば分かりやすいのですが、そのためにはネットワークに繋がっている必要がある訳で、これからネットに繋げようとしている人にとっては、そこにキーが刺さっているのに開けられない「キーを閉じ込んだ車」のような状態です。
  • 本体は、タバコの箱ほどの大きさで、そこにこれまたタバコ1本ほどのアンテナが立っているだけと、非常にコンパクト。これならモバイルワイヤレスルーターとしても使えそうな気もします。同じような製品として、AirMac Expressと比較しても少し小さいですが、La Foneraには電源ケーブルが必要です。また、本体が結構、熱くなります。別に、膝の上に乗せて使う訳ではないのでいいのですが。
  • 自分のWi-Fiネットワークの一部を開放する代わりに、他者のWi-Fiネットワークを利用させてもらうという「ソーシャルルーター」としての機能は、すべてのISP(プロバイダー)で使える訳ではありません。現在、正式にFONへの対応を表明しているISPは、BB.excite、isao.net、INTERLINKのたった3つだけとお寒い限り。各ISP毎に、「支持」「(条件付きで)容認」「調査中」「禁止」など、FONへの対応が微妙に違うことを一覧できるオフィシャルなリストは必須だと思いました。
  • どこでFONの電波が提供されているかを把握するFONマップは、Safariでは表示されません。Firefoxに最適化されています。それはいいとして、FONマップを表示するには、当然、ネットワークに繋がっている必要がある訳で…(以下略)。

自分のところだけで気軽に使えるワイヤレス環境が2,000円程度(今回のキャンペーンの場合、ツクモの店頭に行けば、わずか500円でしたが)で手に入るのは悪くありません。
私がこの製品を購入したのは、この小さな箱から妄想する「ソーシャルルーター」としてのいろいろな可能性に対価を払うことで支持したいという、ただその気持ちだけです。自分のワークスペースでも使えるけれど、出先でも、志を同じくする人のネットワークに繋いでみたい(というよりも今は、繋がるかどうかの確認のために出向いていきたい)気持ちにもなります。
しかし。
その可能性を広く語るには、クリアすべきハードルがまだまだたくさんあるように感じました。『タダほど高いモノは無い無料キャンペーン』になってしまうのは残念です。

ITmedia アンカーデスク:「FON」――伊藤忠、エキサイトからの出資受け入れは吉と出るか
http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0704/02/news040.html

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