深く強く、淀み無い、本村洋さんの言葉

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日々、流れていく大量のニュースの中で、自分がいろいろ感じたこと、考えたこと。私は、それらを自分で整理するために、しばらく「寝かせる」ことがあります。
砂がさらさらと指の間からこぼれ落ちていくように、一時的な感情が通り過ぎて、自分が一番気になっていることが残ります。

5月24日、山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審の初公判が開かれ、その様子が報道されていました。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/54570/

事件発生以来、遺族である本村洋さんの言動を目にする機会が何度となくありましたが、事件報道とは別にとても惹き付けられる点があります。
それは、彼が喋る言葉に全く淀みが無いこと。
想像を絶する苦しみや悲しみ、怒りを抱えてなお、言い淀むことが少しも無い。間が開いたり、思いを逡巡しながら言葉を探るような表情をしたり、必要以上にダラダラと語尾を伸ばすことが全く無いのです。
以前からそういう意識だったのか凄惨な事件がそうさせたのかは、知る由もありませんが、この人が発する全ての感情や記憶を飲み込んだ「ぶれ」の無い言葉には、他に類を見ない力強さがあります。生きている限り背負っていく「業」に、押し潰されそうになりながらも耐え続けている人間にしか言えない、深い言葉。

そして、今回はもう一つ。
被告人側弁護団の意味不明の言葉の羅列には、耳を疑いました。敢えてここには書きませんが、これは、被害者と遺族をさらに苦しめる詭弁でしかありません。久しぶりに、ヒトの皮を被った職業生物を見た嫌悪感で吐きそうです。
これだけは、寝かしつけようとしても、押さえきれない怒りがこみ上げてきます。とはいえ、脊髄反射せず、今後も事態の経過を注意深く見つめたいと思います。

1コメント

  1. こんにちは。私もあの弁護団への怒りがおさまりません。彼らは日本の司法制度と弁護士制度への信頼を著しく傷つけ続けてます。あの弁護団への懲戒請求の方法がやっとわかりました。懲戒請求のサイトはこちらです。→http://www34.atwiki.jp/tyokai-seikyuu/

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