ありがとうアリガトウ有り難う、エルゴソフト

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春の出会いを前に、晩冬は別れの季節。
EGWORDやEGBRIDGEを発売してきたエルゴソフトが、ソフトウェア事業から撤退するとのこと。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/28/news103.html

思い返せば、私が最初にエディタやワープロソフトウェアらしいものを触ったのがEGWORDでしたし、信じられないぐらい頭が悪かった漢字Talk時代の2.0変換に代わって愛用することになったのが、Imput Method(日本語入力変換ソフトウェア)としてのEGBRIDGEでした。

EGWORD+EGBRIDGEの組み合わせは、間違いなく、自分が書いたある程度の文字数の原稿が初めて他者の目に触れる機会を支えてくれたソフトウェアでした。当時EGBRIDGEに登録したいくつかの単語は、老舗の料理屋に置かれた秘伝のタレのように、継ぎ足しや移し替えを何度も繰り返しながらも、今も脈々と受け継がれているはずです。

その後、入れ替わりの激しい業界の荒波の中、表のワープロソフトとしてはマックライトIIなどに乗り換えながらも、裏の入力変換にはEGBRIDGEを使っていました。それもしばらくの間。ともすると重厚長大になりがちなワープロを使う機会は徐々に減り、Imput MethodもATOK発売を機にスイッチし、入力はエディタを、レイアウトは専用ソフトウェアを使うようになっていきました。そして時代は、やっと日本語環境が充実する、入力ジプシー約束の地—Mac OS Xへ。

結局、自分から見限ったという意味では、NIFTY-Serveしかり、Newton Message Padしかり。
ただ、別れてからは長い時間が経過しているものの、本当のサヨウナラに際してちょっとだけヒリヒリする感情を思い起こせば、「ああ、結構、愛していたんだな…」と今更ながら思わずにはいられません。

arigatou ありがとう アリガトウ 有り難う

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