Webライティング講義@デジハリ

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デザインワークを学習する専門学校「デジタルハリウッド福岡校」で8月から続けさせてもらっていた、「コピーワーク」の講義。息切れしそうになりながらも何とか終了しました。

「オモテ」の時間はわずかでしたが、案の定、「ウラ」の準備と後処理にその何倍もの時間が掛かってしまいました。というのも、この「コピーワーク」講義の内容が、既存のマニュアルやスクリプトが何もないゼロの状態から作らなければならなかったから。当然、スクリプターとしてはもちろん、大道具・小道具からMC、パフォーマーを兼ねることになったわけです。

しかしそのおかげで、非常に自由に構成・進行させていただきました。私がすることなので、どうしてもクドさ・ユルさ・えげつなさの3点セット、その上スピードが速めという、かなり異色のライヴショーになってしまいました。主催者側は、それをよくぞ許してくださいました!(決して許されてはいなかったりして…)

具体的な内容は、コンピューターやソフトウェアの使い方という、普段行っているインストラクションやヘルプと違い、広告を制作する上での考え方や文章化について、いくつかポイントを解説させてもらいました。しかし、申し訳ない気分だったのは、優秀なコピーライターでもない私ごときがコピーワークを語ることそのもの…。

話せることが何もないわけではないだろうけれど、ずっとある種の違和感を感じていました。相手に何かをきちんと伝えるためには、まず自分が咀嚼しなければ始まらないのは当然のこととして、説明しようとすること全てが自分に返ってくる心苦しさが少なからずありました。『じゃあ、自分はそうできているのか?』と。

しかしそんな、何かを偉そうに人に教える恥ずかしさでもどうにか誤魔化せたのは、自分に新しい刺激を与えられるチャンスかも!という媚薬のおかげ。今まで、ビジネスセミナーやカンファレンス、インストラクションの経験は多少あっても、専門教育機関で人に指導することはありませんでしたから、新鮮な機会であったことは間違いありません。すぐに怠けてしまいそうな自分に対しての、トリガーです。

受講者は皆さん学習意欲に溢れている人たちでした。決して安くはない授業料と、貴重な時間を割いて参加している訳ですから、当然といえば当然。配付資料を先にパラパラめくって勝手なことをやったり、退屈そうにケータイでピコピコやったり、誰一人うなずくことのないような、テンションの低いビジネスプレゼンとは遙かに違いました。その真剣な雰囲気には、適度な緊張感を覚えました。

毎回、受講者には講義終了後にアンケートを書いてもらい、そのコピーを受け取って読ませてもらっていたのですが、これはいわば広告でいうところの「効果測定」そのもの。当然、オーディエンスのリアクションは毎回気になっていました。いつも、ドキドキした気分を抱えたままは帰れないので(チキンですから)、天神界隈の喫茶店に入り、2時間喋った喉をドリンクで潤しながら、恐る恐る読んでいました。さて、総合評価やいかに!?

そんな私が講義を終えて再認識させられたのは、「あぁ、やっぱり私は、自分が何か学ぶのが好きなんだなぁ」ということでした。率直にいって、一方的に教えるというより、一緒に学ばせてもらった感覚です。そして、「ライヴの刺激」。本当に、コレに尽きます。講義の様子は全て、欠席者のために録画されていたようですが、プレゼンスキルのトレーニング時のように、自分が喋る動画をみっちり見せつけられようものなら、憤死してしまうかもしれません。やはりナマでしょう、ナマ。

とにかく、受講者の意識にほんのわずかでもプラスの痕跡を残すことができたなら、まんざらでもなかったのかナ、とは思います。影ながら、彼ら・彼女らのさらなる成長を願わずにはいられません。

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