プレゼン審査の投票にクアドラティックボーティングを使ってみる

RadicalxChangeというWebサービスを使ってみる

クアドラティックボーティングを集計できる、WebサービスやGoogleスプレッドシートはいくつかあるようですが、個人的に一番操作性がよかったのがRadicalxChangeというサービスでした。コレを使ってみます。

RadicalxChangeって、どんなサービス?

  • クアドラティックボーティングで投票できるイベントを設定し、自動でポイント(クレジット)を集計できるWebサービス。
  • イベントが終了すると、投票者は誰でも集計結果を閲覧できる。
  • 集計結果は、Excelフォーマットでダウンロードできる。
  • スマートフォン表示にもある程度最適化される。決して見やすい・投票しやすいとはいえないものの、大きな問題はない。
  • 無料で使える。

RadicalxChangeを使うと幸せになれる人

  • クアドラティックボーティングの仕組みを実際に試してみたい人
  • わざわざ自分でExcelやGoogleスプレッドシートで作りたくない人
  • 紙で集計する非効率に耐えられないビジネスワーカー

RadicalxChangeのココがいい!

  • 投票者ごとに投票先のURLが自動生成される。
  • 投票者の投票後に、すぐに集計結果が表示されることがない。期間中は、ダッシュボードにアクセスできるのは管理者だけ。イベントが終了すると、URLさえ知っていれば誰でも集計結果を閲覧できる。
  • 「開始日時」「終了日時」の日付は、システム時間(日本はそのままJST)。
  • 投票者は、「締切日時」前であれば、後から投票結果を編集できる。
  • イベントは、一般公開としても設定できる。

RadicalxChangeのココはイマイチだったり要注意…

  • [-]ボタンをタップし続けると、投票数がマイナスになってしまう!
  • 選択肢をCSVなどで一括登録できない。
  • 「終了日時」を0時台に設定できない?(未検証)
  • メールアドレスを設定する機能はないので、管理者用URLをコピーし忘れると、ダッシュボードにアクセスできず、集計結果もわからない。
  • 一度イベントが設定されると、編集できるのは「開始日時」「終了日時」だけ。イベントの「タイトル」や「詳細」「候補者」および「投票者」の追加や削除、名前の変更はできない(確かに、これができると正当性が阻害されてしまう)。
  • 投票者の情報として、「名前」以外にメールアドレスや電話番号を入力するカスタムフィールドは追加できない(「名前」のフィールドに入力することは可能)。
  • 「開始日時」「終了日時」の日付は、24時間表示に変更できない。
  • 表示言語は英語のみ。イベント「タイトル」や「詳細」、「候補者」名は日本語入力と表示が可能。
  • ローカルでは動作しないので、このサービスまたはネットワークがダウンしている場合には使えない。

RadicalxChangeの使い方

使い方はいたってシンプルです。デスクトップでイベントを登録し、スマートフォンで回答する例で説明します。

  1. RadicalxChangeにアクセスして、[Set Up Event]ボタンでイベントの登録画面を開く。
  1. 「タイトル」や「詳細」、「有権者数」、「有権者一人あたりのポイント(クレジット)数」、イベントの「開始日時」と「終了日時」、「候補者の詳細」などを登録する。後で編集できるのは「開始日時」「終了日時」だけなので注意。
  2. イベントを登録すると、詳細が表示される。「イベントURL」「管理者URL」「投票URL」をメモ。「投票URL」は、有権者一人ずつに生成されるので、テキストファイルとしてダウンロードしておくのが便利。

  1. 有権者にURLをシェアする。有権者は、投票画面にアクセスし、[-][+]ボタンをタップしながら、候補者それぞれに投票していく(マイナス票も入力できてしまうが、集計時に有効投票としてカウントされない)。投票状況に応じて、■表示されているポイント(クレジット)が増減するので、残りがどれぐらいあるか視覚的に把握できて便利。
投票スタート
投票スタート
  1. 投票がすべて終わったら、[Submit Votes]ボタンがアクティブになるので、投票する。
各候補者に投票数を割り当てる
各候補者に投票数を割り当てる
  1. 投票完了。ダッシュボードで自分の投票結果を確認するか、締切前なら投票を変更することも可能。
  2. 管理画面では、有効票とポイント(クレジット)が棒グラフで表示される。結果は、Excelファイルでダウンロード可能。
  1. 投票を変更する場合は、変更前の投票数も表示されるので、変更の前後を把握しやすい。

このクアドラティックボーティングという投票の仕組み、よく考えられていると思いませんか?小学校の授業などでも使われても不思議じゃないほどだと思いますし、機会があれば(機会を作って)、実際に使ってみます。

何より、大事なのは自分事としての参加意識。古い仕組みが機能しないなら、アップデートしていくのは当たり前ですからね。