
ベータ段階ですが、ようやく始まったAmazon USでのMP3ダウンロード販売「Amazon MP3 Downloads」。早速、曲を買ってみました。
まず、iTunes Storeがあるのに、なぜAmazonを使うのか?しかもUSで。その一番の理由は、iTunes Store USで扱っていない曲があるからです。もちろん、iTunes Store Jでも、多分iTunes Mobile Storeでも。Amazon Jでもまだまだ始まりそうにありませんし、だからといって今更CDを買いたいわけでもない…。
そこでダウンロード。手順は至って簡単。
- (まだ持っていなければ)Amazon USのアカウントを登録します。
この時、Shipping Address(配送先)として、アメリカ国内のアドレスが必要。決済は、日本のクレジットカードでOK。 - Amazon MP3 Downloadsへアクセス。
- 専用アプリケーション「Amazon MP3 Downloader」をダウンロード&インストール(この時、一旦、ブラウザを終了させる必要あり)。
- 欲しい曲を検索して、[Buy MP3]ボタンをクリック。
もちろん、購入した曲はiTunesでも再生・管理OKで、ジャケットもiTunes Storeと遜色ないクオリティーです。以下、ナイスな点と、そうでもなさそうな点をいくつか。
Amazon MP3のココがいい
- iTunes Storeに無い曲がある。
- MP3フォーマットなので、再生環境を選ばない。
- しかもDRM無しで、取り扱いが楽。エンコードは256 kbps(音質はそれなり)。
- iTunes Plusの$1.29と比較すれば、iTunes Storeよりも安い$0.99。アルバム単位なら$1前後の差額になるものも。
- Webブラウザ+ユーティリティーで、Mac OS Xでも使える。
- iTunes Storeを利用するときに必要な、コンピューターの認証制限などが必要ない。
Amazon MP3のココはいまいち…
- 必ずしもCDで発売されている曲がMP3で販売されている訳ではない(ベータなので、まだラインナップにはばらつきがあって当然)。
- Amazon MP3 Downloaderは、その名前通り、単なるダウンロードサポートアプリ。曲の検索やプレビューはブラウザで行うため、『iTunesを使わせてやらない』意図以外の意味あまり無し。そのため、iPodとの連動は今ひとつ。
- Webサイトに表示される情報が、今ひとつ見にくい。例えば、アーティストやアルバム単位、ジャンルで検索するときに、横断的に検索したり絞り込みしにくい。
- Amazon MP3 Downloadsで買った曲は、iPhoneで着信音に設定できない(日本国内のほとんどの人が当面無関係ですが)。