
私、かなり長い間リモートワークをやってきています。恥ずかしい失敗も含めて、無駄に(?)溜まっているいろいろなノウハウがあるので、これからシェアしていきます。
今回は『ビデオ会議と呼ぶからといって、ビデオがいつも必須なわけじゃない』という話です。
リモートワークというと、あまり慣れていない組織ほど、なぜかやたらとカメラで相手の顔を見たがりませんか?でも、普段の会議で、相手の顔をまじまじと見ながら打ち合わせすることなんて、そうないじゃないですかw
むしろ、顔を見て合意形成できたような錯覚に陥るのは本末転倒。リモートワークにすることによって、ある部分、仕事のできる・できないが如実になるのは、この状況の中で数少ないメリットかもしれません。『顔を合わせる=会議じゃない』という大原則に立ち返るのもいい機会です。
こういう時は、オーディオ会議でもいい
- 参加者同士の意思疎通や情報共有が、事前にある程度できている
- 参加者が普段から知っている人たち
- 資料を共有して閲覧できる
- 自分または参加者のネットワークが貧弱
- 相手とのやり取りで、映像は配慮が必要(特に、会議ではなく取材の場合)
- 部屋が、服が、顔が、同居人が汚い :'(
オーディオ会議はココがいい!
- 自分のカメラ映りや、周囲の環境が映り込むことも気にしなくていい
- マシンパワーやネットワークにあまり負担を掛けない
- 閲覧するのは、資料やURL、デスクトップに集中させられる
- 一瞬、資料や飲み物を取りに移動してもバレない
- 視覚障害者が参加できる
オーディオ会議のデメリットや注意点
- 相手の表情や仕草など、音声以外の情報を把握しづらい
- 「見られている」ことの一定の緊張感と、疑似的な臨場感に欠ける
- どのアカウントや名前が誰なのか、顔と紐付けることが難しい場合も
- デスクトップ共有のやり方がわからない人が、スマホ画面を映して相手に見せたりできない
- 聴覚障害者が参加できない