
本は時々買っているのに、読書量はなかなか上がりません。しかし、メールマガジンのコラムやオンライン小説を読むのは好きなので、機会があれば目をとめています。
先日、JALで公開されているオンライン小説を読んでみたんですが、非常につまらない読後感でした。完全にオフにはならないBGMもイヤだったんですが(何でWebってだけで過剰な演出をしたがるかな…)、それよりもとにかく誤字だらけなのが酷かったんです。
博多市(正しくは福岡市)、中州(中洲)、那賀川(那珂川)
よくもまあこれだけ、航空会社で提供するコンテンツにポロポロと出てくるものだと辟易しました。ご当地モノの話にも関わらず、地名の誤字が何カ所にも繰り返し出てくるだけで、このストーリーもますますもって薄っぺらく感じられてしまいました。
きちんと調べれば分かるはずなのに、文章の基本である校正を誰もしていないとしか思えない。もしこれがインタビューなら、人の名前を間違えれば印象が悪いだけで済みませんし、商品広告で製品名を間違えれば損害賠償ものです。
福岡(天神)駅は私鉄の西日本鉄道(西鉄)の駅で、JRは博多駅。福岡大学は私大で、旧帝大は九州大学。福岡や博多を舞台にした、どれもよくある間違いです。
良く知らないことは使わない、使うときにはしっかり調べてから使う。これを自分自身でも再確認したいところです。
そういえば、スガシカオもそろそろ、天神でライブするときに『博多に帰ってきたぜーっ!』っていいたがるミスは、止めた方がいいと思うな 😛