
熱かったな、Apple Store。偶然チェックしたApple Store Fukuoka Tenjinのイベントで、三代目魚武濱田成夫がポエトリーリーディングパフォーマンスをやるというので、仕事帰りに見に行きました。
いやぁ、究極のオレオレ・ショーでした。スタンドマイク1本を前に、パンクロッカーのようなド派手な格好と、イってる眼差しとデカい声による、大げさなパフォーマンスの1時間。絶対に、『北斗の拳』のどこかに登場していたはずです。
テーブルにずらりと並べた自分の本には、読み上げる詩のページに付箋が貼られています。絶叫し、笑いを誘い、聞いている者にも絶叫を要求する。見る・聞く側にも『おまぇら、ほんまにパワーあんのんかぁ!?』が突きつけられていました。1つ作品を読み上げる毎に、手にした本を観客に、時には豪快に放り投げ、また時にはそっと優しく手渡します。言っていることの内容はともかく、スタンスには刺激を受けました。半グレ集団的テイストの取り巻きがちょっとウザかったけど…
流石、「自分を褒め讃える作品しか作らない」スタイルの人。ここまで暑苦しいキャラクターには日常生活では出会えません。世の中は、まだまだ驚きと楽しさに満ちあふれています。
詩集だけでなく、BGMを絡めた朗読、ビデオまで売られているなんて、知りませんでした。