アビスパ福岡トークをUstreamで福岡からライブ中継しました!

2010年9月12日(日)、雷雨のレベルファイブスタジアムで、ジェフユナイテッド千葉を相手に劇的な逆転勝利を収めた、アビスパ福岡。

その前日、福岡市の北西にある百道浜で行われていたのが、Ustream.tvによるライブ中継イベント「LiveMomo(ライブもも)アビスパ STOP THE YELLOW !」でした。LiveMomoは、TNCテレビ西日本さんのビデオプロダクション部門である(株)ビデオ・ステーション・キューさんの活動です。今回も、私もいわゆる「中の人」の一人として、主にTwitter関係の運営やUstream.tvの番組設定、ソーシャルストリーム対応などの担当で参加しました。@livemomoアカウントで皆さんとやり取りさせていただいているのはすべて私です。

LiveMomo「アビスパ STOP THE YELLOW !」
VSQさんによるUstream.tvの中継自体は、2010年7月7日の「九州放送機器展2010」からですが、中継イベントをLiveMomoと名付けて開催したのは、8月7日に行われたTNCテレビ西日本の「テレビ夏祭り2010」の時でした。

8月の時には、私のクライアントなども巻き込み数多くの出演者にご登場いただいたのですが、今回は、8月に最も瞬間視聴者が多かった地元サッカーチームJ2「アビスパ福岡」をメインにトークする番組としてお届けしました。チームカラーがイエローの上位2チームをホームに迎えた直接対決の前ということもあり、累計視聴者数が約500名と、前回を大きく上回る反響となりました。

スタジオの様子は次の通りです。
通常、編集控え室横の打ち合わせルームとして使われている場所です。残念ながら、一般開放はされていないので、今のところUstreamスタジオ渋谷のような使い方は想定されていません。使った機材は、民生用HDカメラ2台と卓上カメラ1台に、スタンドマイク6本、照明1機、配信用PC1台に、ビデオコンバーター+ライブスイッチャーが1台、ソーシャルメディア管理用PC1台、ツイートチェック用PC2台、スタジオの外向けの50インチモニタ+PCなどです。以下は、前日の準備中の様子。

ソフトウェアは、Flash Media Live Encoderを通してUstream Broadcasterを使いました。今回は、前回までの反省を活かし、iPhone 3GS/4でも視聴可能に設定しました。PC向けより少しビットレートを落として、仕事やプライベートの用事、移動中でも気になるサポーターのリクエストにお応えしました。

当日、実は私の環境にトラブルがありました。最も焦ったのは、なぜかいきなりATOKのユーザー辞書が認識されなくなってしまったこと!効果的な返信をタイミング良く、効果的な表現で返すには、「秘伝のタレ」としてのマイ辞書が欠かせません。設定をいじって何とか認識するようになりましたが、他にも、いきなり配信用PCのディスプレイが消えるなど、まさかと思うハプニングはいつもライブに付きものです。

番組は、テレビ放送とは違うまさにUstream.tvならではの展開が見られました。
予定では13時から2時間の配信でしたが、一旦終了した15時以降が非常に盛り上がったのです。スタッフの反省会モードになぜか出演者が次々に戻ってきて、いつの間にか第3回へ向けての企画会議になってしまい、約半数の視聴者を引きずったままさらに1時間の延長されたほど。ツイートの中には「J1のゲームよりおもしろい!」という声すらありました。

現在、Ustream.tvの最大連続録画可能時間は4時間ですが、録画し損なうことが気が気でなかったため、録画が3時間を越えたことを知らせるアラートが表示された時点で一旦、録画を保存しました。あそこまで長くなるなら、本体部分とそれ以降の2部構成で分けたかったのが本音のところでした。


LiveMomoは、サッカーに限らず、百道浜からにこだわらず、いろいろなテーマで放送していきます。私も引き続き、地場メディアとも協力して、いろいろな可能性を探りたいと思います。今後もどうぞご期待ください!