
骨伝導イヤフォンで人気ブランドのShokz(旧AfterShokz)。最近、身近でも見掛けることが増えた気がします。そのOpenMoveというエントリーモデルを半年ほど使っているので、そのレビューをお届けします。
私がこれまで使ってきたイヤフォンやヘッドフォンは、接続インターフェイスがBluetoothやミニマイクプラグ、Lightningの違いはあっても「何かの有線」でした。Bluetoothなのに有線タイプといっているのは、AirPodsのような完全ワイヤレスではなくて、左右の間がコードでつながれていて、途中にコントローラーがあるタイプです。ちなみに、ビデオ会議ではほぼ、確実に接続できることを優先して、Bluetoothではなく有線タイプを使っています。
他にも、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンも持っていて、無線でも有線でもどちらでも使えるタイプですが、Bluetoothで使ったことはほぼありません。別に、AirPodsのような完全ワイヤレスが絶対にイヤだ!ということはないですし、骨伝導タイプは初期に登場した頃からの再トライなんですけどね。
そもそも骨伝導イヤフォンって、何?
- 鼓膜ではなく、皮膚を通して頭蓋骨に音を伝えることで、音声を聞き取れる仕組み。
- 使い方は、一般的なイヤフォンと同じ。パソコンでもスマートフォンでもOK。
- 耳を完全には塞がないので、町中を歩く時のように、周囲の環境音にも注意を払いながら動きたい時に効果的。Shokzは、ランナーやジョガーに人気なのはわかる。
Shokzの骨伝導イヤフォンを使うと幸せになれる人
- AirPodsのような完全ワイヤレスは、落として傷だらけにしたり、そのうち無くしそうなうっかりさん。
- わざわざ左右を接続するコードや、専用充電ケースを持ち歩いたりもしたくないミニマリスト。
- 聞くのは、音楽かポッドキャスト、ラジオ番組がメイン。ビデオ会議やリモート授業、たまの通話にも使う程度。音楽やASMRオーディオをしっかり聴きたいときは、今使っているイヤフォン/ヘッドフォンと併用する現実主義者。
- ラップトップとスマートフォンなど、マルチデバイスで使いたい現代人。
- アクティブノイズキャンセリングやヘッドトラッキング、位置情報追跡、空間オーディオのような高度な機能を求めるギークじゃない一般人。
- 耳の穴に長時間何かを突っ込むとか、基本的に何かデバイスを体に触れさせるのが好きじゃない敏感な方。
- ランニングやワークアウト中もBGMでブーストしたいアスリート(なんちゃってを含む)。または、遅刻しそうな時以外ランしていない、運動サボり屋。
- 骨伝導という仕組みそのものに興味があるあなた!