
タイトルで全部な地味すぎる問題とはいえ、ちょっとしたストレスでした。しばらく放置していた問題なので、トラブルシューティングをメモとして残しておきます。
スクリーンショットがファイルとして自動保存されない!
通常、Macでスクリーンショットを撮影すると、日付と時間のファイル名が付いて、PNGファイルとしてデスクトップに自動的に保存されます(私は、後述のユーティリティーでアルファベット名にカスタマイズしていました)。しかし、いつの頃からか、いちいちプレビュー.appが開いて保存前の状態になってしまいました。1〜2枚ならいいとして、連続でキャプチャーするととても面倒です。なぜ?

最初は、OnyxかTinkerToolを疑ってみたものの…
macOSのシステムメンテナンスツールの一部には、スクリーンショットのファイル名やフォーマットを自由に変更できる機能があります。私は長年TinkerToolを使っていて、Onyxにもその機能があります。最初に疑ったのは、最近インストール&アップデートしたOnyxでした。しかし、設定を変えても今回のいちいちプレビューで開いてしまう動作は変わらないので、どうもこれが原因ではないらしい。TinkerToolも同様。
思い立って、「システム環境設定 > キーボード > ショートカット > スクリーンショット」を一応確認してみました。いつの間にか、スクリーンショットのキーボードショートカットも、こうやって一覧表示されるようになっていたんですね。これも別に影響してはいない様子でした。


原因は、macOSのスクリーンショット撮影のオプションだった!

いろいろ調べた結果、あまりにもシンプルな原因に辿り着きました。何と、macOSのスクリーンショット撮影の静止画のオプションで、保存先がプレビュー.appになっていたからでした。わかってしまえば何ということもなく、設定変更も簡単です。
- Command-Shift-5 で、スクリーンショット撮影のオプションを表示させる。
- 5つ並んだアイコンのうち、静止画を撮影する左側3つのアイコンのどれかをクリックする。
- 「オプション」をクリックし、「保存先」を「デスクトップ」にする(または自分の好みに)。
- そのとき撮影が必要なければ、escapeキーでキャンセル(変更した設定はそのまま残る)。

このトラブルは、2022年3月中旬以降になって起きていました。確証はありませんが、macOS Monterey 12.3.1にアップデートしたぐらいから、スクリーンショットがいちいちプレビュー.appで開くようになっていた気がします。実際、手元のMacすべてがこうなっていましたし。
そもそも、このスクリーンショット撮影のオプションで最近ビデオをキャプチャーしていたこともあって、5つ並んだアイコンの右2つを選んでいるうちは、「オプション」の内容に静止画の設定は表示されません。そんな事情もあって、ここにはまったく気付きませんでした。
一応、長年のMacユーザーですが、こういう地味にしかし継続的にストレスを受けるトラブルは、着実にHPを削っていきます。さっさと片付けて、さ、次!