
もちろん、危険なマルウェアなどではないアプリケーションで、macOS Catalina 10.15の話ですが、意外と知らない人も多いので残しておきます。

macOS Catalina 10.15になって、セキュリティー管理がさらに厳格になりました。そのため、ダウンロードしたサードパーティーのアプリケーションやユーティリティーを開くとき、そのままダブルクリックでは開けなくなりました。従来通り、「システム環境設定」>「セキュリティとプライバシー」>「一般」で、許可しなければなりません。ただ、これがちょっと手間なんですよね。

そこで、ダブルクリックではなく、アイコンを右クリックして表示されるコンテクストメニューから「開く」を選びましょう。表示されるダイアログボックスが微妙に変わって、[開く]ボタンが表示されます。これを選べば、「システム環境設定」の設定をスキップして、そのまま開けます。
![アラートに追加された[開く]ボタン](https://www.kotobato.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/02/alert2.jpg)
繰り返しますが、それまで一度も使ったことがないアプリケーションや初めて使うサイトからダウンロードした場合には、今までと変わらず慎重に。ユーティリティー系は、他者が怪しいコードを埋め込んで、まとめサイトに勝手にアップロードしている場合もあります。必ず、開発者のサイトからダウンロードしましょう。