Tips:PowerPointで余計な画面を見せず、すぐにスライドショーを再生する方法

プレゼンでよく見掛けるのが、PowerPointでメニューやボタンを出したままプレゼンする人。中身に関係ない要素が無意識に目に入ってしまうと、聴取に集中して聞いてもらえなくなってしまいますが、これを回避して、最初からスライドショーとして再生できる、簡単な方法があります。

それは、PowerPointファイルの拡張子をpptxやpptからppsに変えるだけ。
example.ppt → example.pps

拡張子pptxをppsに変更
拡張子pptxをppsに変更するだけ。

こうすれば、フォーマットが「PowerPointスライドショー」になり、ファイルを開いた時に直接プレゼンモードでスタートできます。プレゼン途中でブラウザーを開いてWebサイトを見せたり、別のアプリにスイッチしたい時は、Command-tabで切り替えればOK。Windowsも同様で、ppsまたはppsxが使えますが、macOSではppsのみなので要注意。

デメリットとしては、QuickLookで中身を確認できなくなること。モバイルアプリ版のPowerPointでも、変換しなければ開けません。でも、拡張子を戻せばまた編集可能になるので、プレゼンの直前に変えておくのがいいでしょう。操作に不慣れな上司がプレゼンする場合など、この状態で渡すのが確実。