キーボード操作だけでMagic Mouseを再接続する

求め合う手と手

Magic Mouseのバッテリーが切れそうになって電池を交換するとき、当然、一旦接続が切れてしまう。しかし、接続し直すにはマウスが要る。つまり、ドアを開ける鍵をドアの向こう側に閉じ込めてしまった的な状況!…そんな経験ありませんか?大丈夫、キーボード操作だけで再接続できますよ。

Magic Mouseの接続がオフに

Magic Mouseは、iMacに標準で付いているAppleのBluetoothワイヤレスマウス。表面をiPhoneのようにグリグリなぞって、スクロールやスワイプができるのでなかなか便利。しかし、ギリギリまで使おうが、アラートが出てすぐ変えようが、結局、内蔵単3電池2本を入れ替える必要があります。
電池を入れ替えるだけで、特に何もしなくてもすぐ再接続されることもありますが、そうじゃないときにこそ困るわけです。私はeneloopを使っていますが、軽くするために単4電池+アダプターだと、減りはもっと早くなります。Magic Mouseに限らず、一度接続が切れたBluetoothマウスも、キーボードの基本操作だけ知っておけば、簡単に再接続できます。

マウス操作を代用できるキーボード操作の基本

まずは、ダイアログボックスやFinderでの操作など、マウスでやってる操作に代わるキーボードの使い方からおさらい。
・[OK]ボタンは、returnまたはenterキー
・[キャンセル]ボタンは、escapeキー
・クリックは、spaceバー
・移動は、↑↓←→矢印キー
・順番の切り替えは、tabで正順、shift-tabで逆順
・選択されている入力フィールドやボタンの周囲はハイライト表示される

システム環境設定を開く

ここからは、具体的なステップで進めていきましょう。

  1. Magic Mouseのバッテリーを入れ替えて、スイッチをオンにし、緑のライトが点灯しているのを確認する(点滅のリズムは ・・— )。
    commandキーを押したままtabキーを何度か押して、Finderに切り替える。
開いているアプリケーションをFinderに切り替え
  1. Spotlight検索(デフォルトではcontrol +スペースバー)で「システム環境設定」を検索し、returnまたはenterキーで開く。Spotlightが使えない場合は、後で説明します。
Spotlightで検索
  1. 「システム環境設定」の検索フィールドに「b」と入力すると、リストの一番上に「Bluetooth」が表示される。
システム環境設定で「b」を検索
  1. ↓キーを押してこれを選択し、returnまたはenterキーを押すと「Bluetooth」パネルに切り替わる。
  2. デバイスのリストには、直前まで接続されていたMagic Mouseが表示される。
Bluetoothパネル

Spotlightが使えない場合

ショートカットをオフにしていたり、サポートしていないOSの場合は、Finderで検索すればOKです。

  1. command-tabでFinderに切り替え、command-fで検索ウインドウを開く。
  2. 「検索対象」の入力フィールドに「システム環境設定」と入力する。
  3. 入力フィールドのすぐ下、「ファイル名」のところに「名前が一致」と表示されるので、↓キーを一度押してこれを選択し、returnまたはenterキーを押す。
Finderで検索
  1. 検索結果に「システム環境設定」だけが表示される。tabキーを何度か押してこれを選択する。
    (後は、前述↑の「4」以降に続く)
システム環境設定だけを表示

キーボードは有線(USB)接続の場合

ここから先は、キーボードが有線か無線かで違います。マウスだけなら、一旦Bluetoothをオフにして再びオンにすれば、マウスを自動認識します。

  1. tabキーを押して、[Bluetoothをオフにする]ボタンをハイライトさせる。
  1. スペースバーを押し、Bluetoothを一旦オフにする。
  2. すぐにもう一度spaceバーを押すと、Bluetoothが再びオンになり、Magic Mouseが接続されたアイコンが表示される。
Magic Mouseの再接続

キーボードもBluetoothで接続している場合

Bluetoothキーボードを使っている場合、先の方法でBluetoothを一旦オフにすると、キーボードまで切れてしまうので、使えません。例えば、Apple Wireless Keyboardですね。「Bluetooth」パネルでも操作できますが、安全のために「Magic Mouseジェスチャ」パネルを使います。

  1. 「システム環境設定」の検索フィールドに「mo」と入力すると、リストの一番上に「Magic Mouseジェスチャ」が表示される。
システム環境設定を「mo」で絞り込み
  1. ↓キーを押してこれを選択し、returnまたはenterキーを押すと「Magic Mouseジェスチャ」パネルに切り替わる。
  2. tabキー何度か押して[Bluetoothマウスを設定]ボタンをハイライトさせる。
「マウス」パネル
  1. スペースバーを押すと、Magic Mouseが表示される。
デバイスリストのMagic Mouse
  1. tabキーと↓キーとでMagic Mouseを選択し、スペースバーを押すと、Magic Mouseの削除を確認するアラートが表示される。
削除のアラート
  1. tabキーで[削除]ボタンをハイライトさせ、スペースバーを押すと、Magic Mouseのデバイス登録が一旦削除される。
  2. すぐに、Magic Mouseを認識するダイアログボックスが開くので、returnまたはenterキーを押す。
Magic Mouseの再接続確認
  1. Magic Mouseが認識され、接続されたアイコンが表示される。
再接続成功

それでもダメなら

Magic Mouseのバッテリーにスペーサーを
背に腹は代えられぬ

これでもうまくいかない場合は、Magic Mouseの電池の接続や、電源スイッチをもう一度確認してみましょう。電池の入れ替えの時に、電池がしっかりはまっていなかったり、パネルをセットする時にスイッチが中途半端な位置になってしまっていることがよくあります。ちなみに私は、バッテリーの接触が悪いことがあったので、そこら辺にあった厚紙を適当に切って、スペーサーとして入れています。

また、近くにある別のマシン側でMagic Mouseが認識されてしまっていないか、一応、確認しましょう。iMacにつなぐはずが、以前つないだ向こうの机のMacBook Proで先に認識されてしまっていた!ようなことはあり得ます。
スピーカーやヘッドフォン、キーボードなど、別のBluetoothデバイスがある場合は、一時的にそれらをオフにしてみるのも有効。
それでもダメな場合は、最後の手段で外付け有線USBマウスのお世話に。ただしこれも、接続側がUSB-Cポートだったりすると絶望…