谷川俊太郎さんやオーケンたちに 書店イベントで会ってきた

正確には、皆さん全員に書店で会った訳ではありませんが、先週末に参加した、2人ずつの対談 X 3種類のトークショーすべてに共通していたテーマが、言わば「体験へと導くテキスト」でした。

写真やスタンプ、マイクロビデオが表現手段として大きな影響力を持つようになる中、決して言葉に魅力が無くなっているとは思いたくありません。短歌や詩、広告コピー、歌詞、ブログ、ツイートなどのテキストに、今でも大きな可能性を感じている人たちが多いはず。パッケージ形態や広告的評価はさまざまでも、言葉の力強さが毀損されているわけではなく、むしろテキストでなければ伝わらない表現や演出に特化し、再定義することによってさらにその魅力を増すのだと、改めて確信しました。

また、デジタルツールやサービス、ガジェットで効果測定することで、必ずしも効果測定できないことを大事にできるとも思っています。誰かのために、そして自分自身のために、私も書き続けていきます。

木下龍也×阿部広太郎「一行で何を書けるか、一行に何を賭けるか。」@Rethink Books

Rethink Books

下北沢の書店B&B @book_and_beer が福岡天神に期間限定でオープンした書店 @Rethink_Books 。Book and Beerな本家B&Bは、未だに行くことができていなかった場所なので、トークとビールを楽しみに参加しました。こぢんまりした店舗の一角をカーテンで区切ってのフラットなスペースでしたが、主役たちの顔も声もしっかり伝わる20人程度のミニマムな空間。ただ、パイプの丸椅子に2時間座り続けるのは正直辛かった…。