今すぐできる!どんな店でもOKで簡単なソーシャルメディア対策

飲食店や店舗系のビジネスなど、比較的小規模なローカルビジネスが今すぐできる、ソーシャルメディアに有効な対策を紹介しましょう。自分のところでソーシャルネットワークを何もやっていなくても、Webサイトを持ってなくても、スマホを使ってなくてもOK!超シンプルだから、今すぐやりましょう!B2C(一般消費者向け)のビジネスをやっている皆さんにオススメ!


店の名前を、見てもらえる場所にちゃんと出そう!

それは、『店舗の名前を、お客さんから見えるところ・お客さんが見たいところに、正確に、さりげなく表示しておく』こと!たったこれだけ。基本中の基本。『そんなの当たり前じゃん…』と思ったあなた!甘い!ガトーショコラをマヌカハニーに漬け込んで、フロストシュガーを振りかけたぐらい、大甘!!個人経営の古い店だけでなく、シャレオツカフェなどでも、これができていないことが実に多いんです。

そりゃ、お客さんを呼び込むまでの、看板やサインなど、外のことは皆さん気をつけていますよ。でも、入った後のことを考えていない。お客さんは、店に入ったからといって、常連客でもない限り、店の名前を正確に記憶しているとは限りません。常連客ですら、正確な名前を知らない・誤解している人もいます。誰かに誘われたとか、一見さん、アルファベット系の長い名前ならなおさら!

その点、テイクアウトやケータリングなどはまだましです。ショップカードやフライヤーを袋に入れたり、袋の外に店名を印字してあればOK。とはいえ、一度、ポスティングされていたフライヤーで、店名がどこにも入っていない(!)のがありましたけどねw

とにかく、今度、自分のところ以外の店に入ったり、商品やサービスを利用したら、お客さん目線でじっくりチェックしてみてください。チェーン店とかならともかく、意外と店舗名の露出ができていなかったり、わかりにくいことに気付くはずです。

ソーシャルネットワークを使う、お客さんの行動を考えよう

効果的な店名の露出が何のために重要かは、お客さんの行動を考えてみたらわかります。いわゆる、カスタマージャーニーというやつですね。お客さんがどんな情報に、どこで接して、どんな行動を取るのか、旅の導線。以下では、飲食店を例に、店内に来た場合と、持ち帰りや配達、ケータリングなどで注文した場合それぞれで考えてみましょう。

店内

  1. 店に入り、席に着いて注文する。
  2. 料理が運ばれてきて、『わー、おいしそう!』。写真を撮って、ソーシャルネットワークにアップロードしたり、友達にメッセンジャーで送りたい!
  3. その時、店の名前がわからないと、位置情報やハッシュタグで紐付けできない。『XXにある、XXってお店だよ』といってもらえない・写真に紐付けされない。全員が、いちいち調べてくれるとは限らない。店舗側にとっては、貴重な露出のチャンスとタッチポイントの喪失!

店外

  1. 検索して、注文する。
  2. 料理ができてテイクアウトしたり届いて、『わー、おいしそう!』。こっちも、写真を撮ってソーシャルネットワークにアップロードしたいのは、リアル店舗と一緒。時間と空間を自由に使ってアレンジや盛り付けができる分、演出にもより凝った撮影に。
  3. この時も、店の名前がわからないと、位置情報やハッシュタグで紐付けしてくれない!位置が、店舗の場所とは異なるため、検索したときに正確な店舗名で表示されることが重要!その時、ショップカードやフライヤー、袋に店名が入っていることが重要。
    ハッシュタグは常に付けられるとは限らず、文字列も統一されているとは限らないので、店舗名が基本。

店内ならこんな場所に店名を必ず入れよう!

着席した、その場所で店の名前がわからないとダメ。オーダーを取ったらメニューを下げる店だと、メニューに入れていても接触時間が限られます。ポスターや、キッチンとの仕切りなどに店舗名を書いていても、L字型のカウンターや個室からは見えないこともあるので、実際に自分で席に腰を下ろして確かめましょう。
トイレのPOPは、着席して食べる場所とは違いますが、他の情報を遮断してメッセージを目に入れてもらえる空間なので、貴重な接触のチャンスの一つです。
ただし、これら全部に複数箇所出すと、押しが強くて鬱陶しくなるので、バランスや見せ方は適度に。

自分の店内をお客さん目線でチェック
自分の店内をお客さん目線でチェック
  • メニューの表紙、ページの上か下どちらか
  • 箸袋
  • テーブルマット
  • スタンドPOP
  • ペーパーナプキンスタンド
  • 伝票
  • のれんや間仕切り
  • ポスター
  • トイレのPOP、その他

店外だとこんなところも見逃さず!

もちろん、昨今、お客さんが店内にいるとは限らないので、テイクアウトやケータリングも重要。ひと時代前、店の名前と電話番号入りのマッチやライターがなぜあったのか?考えればすぐわかりますよね。
のぼりやサイン、おしぼり、箸袋などは、ありものを使うことが多いので、店名が入っていません(カスタムで入れられますが、追加コスト)。オリジナルのスタンプをサイズ別でいくつか作っておけば、押す手間は掛かりますが、箸袋やメニュー、持ち帰り紙袋など、紙なら店名を入れられて、使い勝手がいいですよ。

マックカフェのお持ち帰りバッグ
チェーン店のお持ち帰りを全部チェックしてみるのもいい
  • ショップカード
  • (勝手に持っていける)フライヤーやパンフレット
  • 持ち帰りバッグ
  • オーダー伝票、その他

オンラインから注文までの導線設計が超重要!

この他、店名と正確な情報の露出という意味では、もちろん以下も重要です。自分でGoogleマップを管理していない店は、本当の店名とは違う、誰かが付けた勝手で適当な名前になっていることもありますよ。検索でもスームズに表示されないリスクあり。
これらは、今回の『どんなお店も、すぐに、簡単にできる!』とは違うので、またの機会に。

  • Googleマップ(ガイドライン違反が多いので注意!)
  • Facebookページとチェックイン(Instagramに連動)
  • Foursquare
  • 食べログやぐるなび、Retty、Trip Advisorなど飲食ポータルサイト(契約していなくても)
  • Webサイト
  • Wi-Fi名

できることからやって、一緒にサバイブしよう!

新型コロナウイルスの影響で、飲食業界も苦戦を強いられています。8月末も、大量閉店が相次ぎました。2月末で見切りを付け、物件の6ヵ月契約が切れるタイミングだったこともあるでしょう。9月末も、同じような悲しい光景が続くはず。十分な休業補償もないんですから、あまりに残酷な仕打ちです。

行ったことがあるとか、よく行く店、行ったことはないけれどいつか行ってみたい場所、人に誘われて・教えられて利用したところ。すべてが、不要不急どころか、日常を生きていくささやかな、しかし不可欠な楽しみだったと再認識させられます。

営業を継続している店にしても、従業員がマスク必須なのはもちろん、入口に消毒液を置いたりお客さんを検温するのも常態化しました。店内の席数を減らし、アクリル板を立て、お客さんが帰るたびに、従来以上に丁寧に掃除する姿も目に入ります。一方、営業時間の短縮を迫られたり、売上率がいいアルコールが出せない分、Uber Eatsや出前館、お持ち帰りなどを強化するものの、回転率や客単価から考えると、とても家賃や人件費をペイできないとも聞きます。

店舗の情報を正確に、ソーシャルメディアに出しやすくしたからといって、生き残れるわけではありません。これはあくまでも手段の一つ。ただ、わざわざマイナスになることを放置しておく必要はないですよね。重要度と手間を考えて、したたかに生き残っていくための作戦を考えましょう。プロのアドバイスを参考にするのもいいでしょう。kotobatoにぜひ相談してください!お店の立場に立って、一緒に方法を考えます。