雑居ビル地下のおでん屋でCX 顧客体験ってヤツを考えた

楽しいと、肝心の料理や店の写真なんて1枚も残してないことが多くてw

先週のおでん屋での新年会、いやー、期待以上に楽しかったんですよ。古い赤坂門市場近くの、雑居ビルの地下。わざわざ同じ時間を共有しに集まってもらった人たちも、そうだといいんですが。

とにかく、私以外の面子も、最後まで店のおばぁちゃん二人にいじられっぱなしでした。
『そげん机動かすと畳が悪くなろーが!(すみません、実は永年使われてすでにボロボロなのも知ってますけどw)』
『座布団を一人で2枚もこげんして!育ちの悪か!!(すみません、腰痛持ちがちょっと折って座ってたんです><)』
『もう面倒やけん、端数はよかよ(ホントにすみません、社会の端数でorz)。』

ああいう場には、結構いろんなヒントがあるものです。
ソーシャルネットワークなんか無縁の地下の地味な店を知らない人は当然知らないし、もちろん食べログでの評価が高いとか、ぐるなびに立派なページが出ているなんてこともありません。
それでも永い年月営業できているのは、とにかく、対価に見合ったもしくはそれ以上のサービスを真面目に提供し続けているからでしょう。なるほど、接客のUIとしてはそれほど良いわけではない場でも(ゴメンw)、参加者同士のUXも素晴らしく、結果としてCPも高いわけですよね。これらを総合して、CX(顧客体験)と。

顧客体験と満足度の点では、周囲のガールズバーの方が先に無くなるだろうから、よし、あれは『タイムスリップ・ガールズバー』だったと言い張ることにしよう!