

Miles(マイルズ)は、日常の通勤や通学、買い物など、移動でポイントを溜めて、いろいろな特典をゲットできるアプリです。使用期間は2022年4月からの3ヵ月。これで健康になったり体力が付くような都合のいいことはないですが、ちょっとした移動絡みの運動のきっかけぐらいにはなっている気がします。
そもそも、ハイブリッドなワークスタイルが面倒だろうが、梅雨時から夏のマスクが蒸れようが、人生とは移動の連続です。何もかも完全にリモート、すべてオンラインという訳にもいきませんし、新しい出会いのフロンティアは、思ってもみなかった場所に転がっているかもしれません。

私は、コロナ禍以前から運動らしい運動もせず、走るときといえば仕事に遅れそうな時ぐらいの、自堕落な生活を続けています…健康診断の問診でもいつも『機会があったら健康相談を受けたい』は、心苦しくて「いいえ」。しかし、Nike+などのアクティビティートラッカーやガジェット系、ウェアなどの、形から入るのはスキ <3
そんな私は春先から、このMilesよりも前に、同じように毎日の移動をポイント化するアプリANA Pocketをしばらく使っていました。メーターを増やすことを口実に地味に散歩したり、IngressやPokémon GOとはちょっと違うゲーミフィケーションを、それなりに楽しんでいました。
ANA Pocketには、溜まったポイントでガチャを引く機能があるんですが、自社関連の旅行パックの割り引きなど、どうもつまらないものばかりだったので(サービスインから日が浅かったので、今は提携先も増えているかもしれません)、このMilesに乗り替えてみました。
#Miles 毎日の徒歩や電車、バス、自転車、車でも移動で自動的にマイルが溜まる!登録して5回2マイル以上移動して、Amazonギフトをゲット。 https://miles.app/jp/Q5S864
Milesって、どんなアプリ?
- 徒歩や電車、バス、車、飛行機など、移動を追跡してポイント化するスマホアプリ。
- 飛行機より電車、車よりもバス、自転車より徒歩と、より環境負荷が少ない移動手段ほど、ポイントが多く割り当てられる。移動手段は、自動認識される。
- アプリはフロントで起動しておく必要はなく、基本的にほったらかしでOK。
- 溜めたマイルに応じて、いろいろな商品やクーポン、抽選権に交換可能。さらに、一定期間に溜めたマイルに応じて、ボーナスマイルやランクあり。




Milesのココがイイ!
- 同種のANA Pocketよりも、溜めたマイルで交換できる特典のバラエティーは多い。
- バスの移動を車だと誤認識された時など、移動手段を訂正する機能がある(ただし、一週間以内)。
- バッテリーの減りやスマートフォン本体の熱は、さほど気にならないレベル。
Milesのココはイマイチだったり要注意…

- 交換先や応募の特典が、何かのキャンペーンだったり申し込みで、結局、さらに個人情報を取られるフローになっている。
- アメリカだと、Amazonやスターバックスコーヒーが特典ブランドになっているが、日本だと限定的。Amazonギフトカードは、見るたびに欠品。
- 位置情報トラッキング系サービスとしての、セキュリティー面の注意は必要。
- アプリの起動をパスワードで保護する機能がないことも要注意。
- 他者と競わせるためなのか、匿名の別人の移動記録が「トレンド」として表示される。ファーストビューで結構な面積を占めて、消せないので邪魔。
- スマートウォッチ版はまだない。
Milesの使い方は、基本的に放置
インストールして、指示に従って設定するだけです。後は、基本的に放置プレイ。時々マイルの貯まり具合を眺めては、ビールでチャラにするかを悩むわけです。
ただ私は、常に位置情報をトラッキングされるのがイヤなので、近隣の駅に着いたらオン/オフするように、リマインダーにジオフェンスを張って、手動で切り替えています。
電動スクーターやキックボード、スケートボードなどをどう認識するかは不明です。将来的には、エコカーとガソリン車を区別したり、2人のMilesユーザーが同じ車でライドシェアしたら、ポイント割増ししてくれてもよさげですね。
ひとつ問題は、これから梅雨明けを経て夏本番なこと。汗でドロドロの状態で歩いたり、シェアサイクルに乗る気にはなれないので、公共交通機関の利用が増えそうです。ただその分、地下街を少し歩いたり、建物の中では積極的に階段を上り下りするつもりではいます。
Milesの特典の提携先には、生命保険会社やジム、JALまで名前を連ねています。移動が制限されるアフターコロナ/ウィズコロナの、それでも移動せずには生きていけない人間のアクティビティーと、どう関わっていくのかにも注目しています。