
技術の進化は間に合わないことも多いもの…。
Google Authenticator(Google認証アプリ)がアップデートされて、登録内容を簡単に移行できるようになる直前に、全部、手動でやりましたけどね、60回以上(!)、3日に分けて…いいんです別に…どっちみち、1Passwordに再登録する必要があったサービスもそれなりにあったんで :'( ええ負け惜しみですとも。
[追記 2021/06/25]さらに、Google Authenticatorにはやっと検索フィールドがつきました!これで無限スクロールからやっと解放される :D
その前に、こっちをチェックしておくのもオススメ。
先日、しれっとiPhone 12に機種変更しました。Twitterを見て、Tumblrを見て、たまに野良猫の写真など撮ってと、A14 Bionicプロセッサーという最先端テクノロジーを最大限に活用しています。
スマートフォンという、コモディティー化したデバイスの入れ替えには、ワクワクドキドキしなくなって久しいのは、ちともの悲しいんですが、久しぶりのiPhoneの機種変更が結構な手間でした。その最大の原因は、Google Authenticatorの登録内容が、新旧のiPhoneで同期できない…と勘違いしていたこと!
Google Authenticatorは、Webサービスをセキュアに使うための、2要素認証(2段階認証)に利用する標準的なモバイルアプリです。登録していたいろいろなサービスの情報は、実は、Googleのアカウント設定で新しいスマートフォンに移行できます!以前は、そんな便利な移行手続きはなかったのに!思い込みは禁物、ダメ、絶対。
折角ならこの機会に、2要素認証を管理する機能を持つ1Passwordを使ったり、内容をアップデートするのがオススメです。負け惜しみでなく…Windows+Androidでも有効です。
これを知っていると幸せになれる人たち
- まともなiPhone/iPad/Androidユーザー全員!
- これを機会に、セキュアなアカウント管理のために、1Passwordをちゃんと使いたい人
- すでに1Passwordを使っている人で、2要素認証の内容をアップデートしたい人
- (対象外:アカウント管理を社内の専門部署に任せているビジネスユーザーや、『2要素認証って、何?』的なナイフを無邪気に振り回す、ソーシャルテロリスト)
新しいスマートフォンに、Google Authenticatorアプリの内容を移す方法
以下は、デスクトップと新しいスマートフォンでの操作です。移行前の旧スマートフォンで必要な操作はありません。
- Googleアカウントにログインする。
- 「セキュリティー」項目を開いて、「パスワード」>「2段階認証プロセス」の詳細を確認する。
- 再度、本人確認のログインで続行する。
- 「認証システム アプリ」で、「スマートフォンを変更」リンクをクリックすると、QRコードが表示される。
- 新しいiPhoneでGoogle Authenticatorアプリを開き、右上の[+]ボタンをタップする。下に表示される「バーコードをスキャン」をタップし、デスクトップに表示されたQRコードを読み取る。
- Google Authenticatorアプリに表示される6桁のコードをデスクトップにページに入力する。あとは手順に従って、移行手続きを完了する。
- 任意のサービスで、2要素認証を使ったログインを確認する。