
しつこいですが、そう再認識したので敢えてまたプッシュします!要は「動作が軽い仮想カメラを2つ組み合わせて両方のメリットを活かし、ビデオサービスが使うカメラとして設定する」わけです。その2つとは、xpression cameraとCamTwistです。
ちなみに、CamTwistは、macOS Big Sur 11.0+Apple M1 Macではいつの間にか動作しなくなってしまいました(仮想カメラとして選択できない)!:'( xpression cameraも未対応で落ちますが、こちらはアップデートを待ちましょう。
新型コロナウイルスの影響で、Web会議だけでなくオンラインの取材や参加型イベントもかなり増えました。Google MeetやJitsiなどを使うとき、デフォルトでは、パソコン内蔵や外部のカメラをそのまま使います。それを、仮想カメラという別のカメラに切り替えることで、標準のカメラだけではできない、いろいろ便利な効果が使えるようになるんです。図にするとこんな感じ。
[追記:2021/04/14] macOSのセキュリティー強化のため、Microsoft Teamsアプリケーションでは、仮想カメラが使えなくなりました。

xpression camera+CamTwistを使うと幸せになれる人
- Web会議やオンライン取材、参加型イベントが増えたIntel Macユーザー
- 毎回の会議で、いちいち服装や髪型、メイク、顔色なんか気にしたくない人
- 背景に映したくない、でも片付けられないモノが溢れている現代人
- マシンやネットワークの負荷を増やしたくない、リモートワーカー
- ライティングや背景スクリーンで、失敗をやらかした苦い経験者
- Google MeetやJitsi Meetなどで、ちょっと自由度を上げたい人
- 予算はないものの、導入に管理者からの許可が得られるビジネスユーザー
xpression cameraって、何?
新しい仮想カメラユーティリティーです。カメラで認識した自分の表情に合わせて、静止画の写真や絵画の人物を元に、表情や口、顔の角度を微妙にそれっぽく動かせるのが特徴。私も、今年9月末にリリースされてすぐに使い始めました。開発は、日本のスタートアップEmbodyMe!
CamTwistって、何?
これも、Mac用の仮想カメラユーティリティーです。macOSの機能を使っているので、とにかく動作が軽く、マシンに負担が掛からないのと、豊富なエフェクトが特徴。ただし、こちらはかなり古くて、開発はすでに終了… :'( とはいえ、まだまだ使えますし、私は未だに何度も激押ししてますからw 詳しくは別エントリーをば。
結局、残ったのがxpression camera+CamTwist
Mac用の仮想カメラといえば、UIが洗練されているmmhmmのベータを使ってみて、これがついに待ち望んだ本命だ!と一時期は思っていたんです。ただ、本番リリースされてみると、サブスクリプションの料金がそこそこしたのと、CamTwistでも十分実現できている機能もあるで、もうちょっと様子見を続けています。OBSやSnap Cameraは、機能やメモリ消費、セキュリティーなどで一長一短があって、あまり使いませんでした。
そうなると、結局、使うツールは限られてくるので、現時点で残ったのがxpression camera+CamTwistという組み合わせなわけです。xpression cameraも、何れは有料プランが導入される路線でしょうから、機能と料金設定に期待しています。
ということで、具体的なメリットや、設定と使い方を説明しましょう。