毎年花見のたびに、待ち合わせや集合で苦労してませんか?無駄にいらいらしたり、人混みを歩き回ると、折角の楽しい時間も台無しです。そんなのは、GoogleマップやAppleマップの基本、位置情報の共有さえ知っておけばカンタン!

花見は、人の集合を迷わせるワナが多すぎる
そもそも花見の場所って、目標物が少ない広いところですし、出入り口が複数あったりします。また、初対面の人が集まったり、遅れてくる人が必ずしも土地勘がなかったり。Facebookイベントに登録されているのも、住所から判断された大雑把な場所だったりも、よくあるミス。
場所がはっきりわかる飲食店と違って、天候の変化で微妙に場所が変わったり、ライトアップのように時間帯でルートが制限されていたり。致命的なのは、聞く相手が場所の説明が上手いとは限らない上に、すでに酔っ払ってしまってる場合も(以上、すべて経験あり)!「致命的」は言葉通りで、福岡城趾の石垣から落ちてケガした人もいたし :'(
Googleマップで位置共有
待ち合わせに苦労する最大の原因は、みんながマップアプリの使い方を知っているとは限らないから!スマホは使っているし、マップアプリもインストールしていても、機能や操作に関心がある人ばかりではないんですね。
スクリーンショットや、周りの写真なんか送りあってる場合ではありません。幹事や周りの人たちは、早めにこれを覚えておきましょう。マップのちょっとした機能を知っておくだけで、集合が楽になるんです。
- Googleマップを開いて、集合予定の場所や、自分が今いる場所を探す。
【注意】2019年3月のGoogleマップの変更で、細かい道が不正確になっている場合があるので、過信は禁物! - 地図を拡大して、できるだけピンポイントの場所を出し、長押ししてピンを立てる。
- 画面下の[—]で隠れている部分を、上に向かってスワイプする。
- [共有]ボタンをタップして、好きな方法で共有する。
集合したい場所をできるだけ大きく表示 マップ上で長押ししてピンを立てる あとは、ピンの場所を共有するだけ 共有は好きな方法で 位置情報にメッセージを添えて、SMSで送信
iOSの「マップ」アプリでも同じ操作
他のマップアプリにも似た機能があります。例えば、iPhoneやiPadユーザー同士なら、標準の「マップ」アプリでもGoogleマップとほぼ同じような使い方ができます。Googleマップと違って、iOSデフォルトのアプリとして必ず入っているのは安心。ただ、こっちも公園の中のような細い道がちょっと弱いので、花見の待ち合わせには要注意。
iOSなら「友達を探す」アプリも併用
マップではありませんが、iOSなら「友達を探す」アプリも便利。これは、iCloudアカウントを通じて、お互いの位置情報をリアルタイムに共有する機能。遅れてくる人に『もう、今どこなの!?』みたいに、イライラしなくてもいいんです。
ただ、このアプリは標準ではインストールされていないのでApp Storeからダウンロードする必要があることと、お互いにiCloudアカウントを教え合うこと、それなりにパケットやバッテリーを消耗してしまう点は、気をつけておく必要があります。
一緒に花見に行く人に、これをシェアしておくと確実です! もちろんこの方法は、ライブやフェス、旅行先、仕事の正確な現場の共有などで使えます。もし相手がガラケーの場合は、残念ですが、諦めて誰か迎えに行かせてください。モバイルバッテリーと寒さ対策をして、今年も楽しいお花見をお過ごしください。 私もいくつか顔を出したいので、タイミングが合えばぜひご一緒に 😉
ちなみに、ある場所までのルートを口頭だけで・地図を描いて、どう説明するか?は、デザインやUIに深く関係するので興味深いですよ!これもまた別の機会に!