
iPhone 12 mini/13 miniが発売され、ドコモからはahamoも発表されましたが、やっぱりこの機種だけは手元に残しておくつもり!手が小さな人が持っても、すっぽり収まる初代iPhone SE。こんなにコンパクトなiPhoneは、もう二度と発売されないかも…。
発売から4年が経過した2020年5月時点で、今でも最新iOSが動いて、しかも2020年秋にリリースされたiOS 14でもサポートされているって凄くないですか!?以前、内蔵バッテリーを交換したので、それについて紹介します。やる価値は十分あるので、オススメですよ!
[追記 2022/09/13] iOS 15.7にアップデート中、バッテリーが膨らんで画面が持ち上がっていることを発見しました :'( 本体が持てないほど、一時的に熱くなるからなぁ。このiPhone SEもそろそろ、2回目のバッテリー交換か売却を考えた方がいいのかも…
実際に使うなら、こういう周辺機器を揃えたり、いくつか注意しておくと幸せかも <3
バッテリーはどうしても充放電を繰り返しているうちに劣化していき、フル充電できる最大容量が目減りしたり、持ち時間が短くなっていきます。今、街中で初代のプリウスなんて1台も走ってませんよね?私のiPhone SEの場合、フル充電しても80%を切るようになっていたので、バッテリーを交換することにしました。特に、不都合があったわけではないんですが、バックアップとして置いておく時に、折角なのでバッテリーを交換した、という感じです。作業は45分ほどで終了。バッテリー性能も、めでたくフルに回復しました!ちょっと古い製品だと、情報やパーツなどのリソースが豊富なこともメリットの一つです。
iPhoneの中を開けてちまちまやる作業が苦手だったり面倒なら、街中の修理業者に丸投げもいいでしょう。ただ、そこそこの作業料金になったり、営業時間に合わせたり、待ち時間も掛かるのと、どんなパーツを使われるのかわからないんですよね。
それが、たったの2,000円程度で、楽しみながらiPhoneの中を覗けるんですから、チャレンジしない手はありません!最近のApple製品は、中を弄らせない設計になっているので、久しぶりにゴチョゴチョやってみたかったというのも少しありましたw 折角だから、休みの日に子供と一緒にやったりするのも楽しいと思いますよ。
なお、iPhone SE 第1世代と、iPhone 12 mini、iPhone SE 第2世代の詳しい比較は、Appleの公式ページで見られます。
iPhone SEのバッテリー交換はこんな人にオススメ
- やっぱり、小さいiPhoneは正義!とにかく、4インチサイズというこのサイズ感がスキ <3
- NTTドコモの新プランahamoに、多分乗り替える!キャリアのサポートなんて、元々必要ない。
- iPhone SE(第2世代)を買ったけれど、結局、満足できなかった。第2世代が4.7インチと大きくなったことで、むしろ4インチの第1世代iPhone SEに興味が湧いた。
- できることが制限されているガジェット感がイイ。高画質で大きな写真やビデオを撮りたいとかは、あんまりない。AR/VRや位置情報のような機能を、ガンガン使いたいとかもない。
- バックアップまたは観賞用(?)にiPhone SEを手元に持っておきたい。メインというよりサブ機。メインはAndroidな人にも。
- iPhoneの中を覗いてみたい。細かい作業もあまり苦にならない、むしろ好き<3
iPhone SEのバッテリー交換のココがいい!
- コンパクトな初代iPhone SEが現役で使える!今秋リリースの最新iOS 14にも対応済み。
- iPhoneとして、SiriやApple Pay、HDR写真などをサポート。
- キットの費用も2,000円程度と安く、作業も簡単。
- 修理サービス業者の都合に合わせる必要がない。
- 機種が古い分、情報やパーツ類が豊富にある。
- iPhoneを自分で弄れる楽しさ 交換部品も自分でチェックできる。
- 程度のいいiPhone SEを中古で手に入れれば、自分で交換できる。
iPhone SEのバッテリー交換のココは要注意
- 入手できるパーツは、Apple純正ではない。
- バッテリーを交換しても、放熱対策は以前のままなので、例えばポケモンGOのようなアプリを使っていると、今のiPhoneよりは本体が熱を帯びることは変わらない。
- 普段、最近のiPhoneを使っているなら、あれこれできない点が気になるが、そんなのは一切無視!
iPhone SEのバッテリー交換のステップ
- iPhone SEのバッテリー交換手順を確認する。参考になるのは、安定のiFixitのような専門サイト。YouTubeビデオがとてもわかりやすい。
iPhone SEのバッテリーの交換 – iFixit リペアガイド
https://jp.ifixit.com/Guide/iPhone+SE%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%BA%A4%E6%8F%9B/61303
- iPhone SEを準備する。自分の所有物なら、ミュージックアプリやiCloudでバックアップ。オークションやフリマで、中古を入手するのもアリだが、バッテリーの劣化具合がチェックできないことがほとんど。業者から買うときも、修理履歴や回数は分からないので、入念にチェック。
- iPhone SE用バッテリー交換キットを入手する。必ず、「PSEマーク」付きの安全な商品を選びましょう。作業ツールがセットになっている商品でも高くないので、セットがオススメ。
- 古いバッテリーの劣化具合をチェックする。coconutBatteryなどの便利なチェッカーあり。見るのは「Design Capacity(最大充電能力)」や「Cycle Count(充電回数)」、「Battery Age(バッテリー年齢)」。修理後の比較のために、記録を残しておく。
coconutBattery 3.9 – by coconut-flavour.com
https://www.coconut-flavour.com/coconutbattery/ - バッテリーを放電する(輝度最大で、長時間YouTubeの再生が楽)。
- バッテリー交換ビデオに従って作業する。
- 充電し、iCloudからバックアップをレストアして動作を確認する。新しいバッテリー情報もチェックしておく。
「まだ使える」じゃなくて「二度とない」iPhone SEをどう使っているか?
この初代iPhone SEは、普段は電源オフで放置しています。時々、電源を入れてはOSやアプリをアップデートしていますが、メインのデバイスに何かあった時に備えて、手元にもう一つiPhoneがあるというのは安心です。
やっぱり、この初代iPhone SEの4インチというサイズは、バランスに優れた名機だと思います。オールドファンにはPowerBook 2400的といえば分かりやすいですかね。手が大きくない私にもしっくり馴染んで、なぜかこれだけは手放す気になりません。しばらく触った後に、今のiPhoneを触ると、自分の手が巨大になったような、変な錯覚を覚えるんですよね。冬に手袋を外した時のような感じw 外国の人が大きな手でちまちま使っているのも、何度か見掛けたことがあります。
ちなみに、iPhone SEをバックアップ機種として持っておいて便利だったのは、海外へ行った時。現地のSIMカードをメインのiPhoneに挿し、日本国内で使っていたSIMカードはiPhone SEへ挿して、ホテルのWi-Fiやテザリングで時々併用していました。外したSIMカードを無くさないための、巨大なSIMケースとしても便利でしたw
その後、偶然ユーザーを見つけていろいろ聞いてみた話も、多分、役立ちますよ 😉