東京都内でレンタルサイクルに乗ってみた

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サイクルポストに並ぶレンタルサイクル

まさか、東京都内で自転車に乗ることになろうとは。しかも、電動自転車は初体験。猛暑の炎天下での長距離はお勧めしませんが、都市を移動する視点が変わりました。
江東区、港区、中央区、千代田区で使える、NTT docomoが運営する電動自転車のレンタルサービス『ドコモ・バイクシェア』が、なかなか便利です。

江東区のコミュニティサイクルWebサイトドコモ・バイクシェア
http://www.d-bikeshare.com/

江東区(臨海部)コミュニティサイクル
http://docomo-cycle.jp/koto/

港区自転車シェアリング
http://docomo-cycle.jp/minato/

中央区コミュニティサイクル
http://docomo-cycle.jp/chuo/

千代田区コミュニティサイクル ちよくる
http://docomo-cycle.jp/chiyoda/

感覚は「自分の脚で進むスマホ」

成人男性にはやや小ぶりなサイズのシティーサイクルですが、十分な大きさです。今回移動した地域は、なだらかな坂があるぐらいでしたが、それでも電気によるパワーアシストを実感できて、非常に快適でした。パワーアシスト
料金は、最初の30分が162円/回(税込、以下全て同様)で、以降は108円/30分。1日パス1,620円(+専用ICカード発行手数料540円)もあって手頃です。ビジネス用途で使えるプランまであります。
手続きは、本当に簡単で、モバイルの電話番号とクレジットカードで利用者登録するだけ。自転車の貸出・返却ができる各「サイクルポート(駐輪場)」に、今、借りられる自転車があるかどうかも、Webサイトで確認できます。
地味ながら非常に重要なのが、傷害保険と賠償保険が付いていること。もし、不幸に自分が怪我をしても、誰かに怪我をさせてしまっても安心なのは、心強い限りです。
今年の2月から広域実証実験中とのことで、例えば、千代田区で借りて中央区で返すことも可能なのでとても便利。あんなに長時間自転車に乗ったのは、本当に久しぶりでした。

サイクルポストマップ

利用登録と使い方

操作パネル具体的な使い方は以下の通り。後輪カバーにも説明がシールで貼られているので、移動途中でも簡単に確かめられます。

  1. Webサイトへアクセスし、ユーザー登録する。ここでスマホの電話番号とクレジットカード(または交通系ICカード)が必要。
  2. 使いたいサイクルポート(駐輪場)を検索する。
  3. 使いたい時間の20分以内(それ以前はNG)に、サイクルポートにある自転車を予約(選択)する。
  4. 予約した自転車番号と4桁のパスコードが、メールで発行される(後でまた参照するので、拡大してスクリーンショットを撮っておくと便利)。
  5. サイクルポートに行き、予約した自転車番号の自転車を見つける。
  6. 自転車のサドル後ろにある操作パネルで、パスコードを入力する(または交通系ICカードをかざす)。
  7. 後輪のロックが解除されるので、自転車をポートのラックから引き出して使う。
  8. バッテリーのアシストはハンドルの左のパネルで操作し、ギヤは右のグリップで切り替える。
  9. 途中で自転車を止めて離れたい場合は、安全なところに駐輪して、後輪を手動でロックする(ロックするたびに、操作の履歴がメールで送られる)。
  10. 再び使うには、操作パネルでパスコードを入れてロック解除する(または交通系ICカードをかざす)。
  11. 使い終わったら、自転車をサイクルポートのラックに戻し、操作パネルで返却処理して終了。

注意点や気になったところ

  • 利用開始は20分以内で
    最初にミスしたのが、これ。利用者が多くて借りられなくなっては困ると、早めに予約し過ぎてキャンセル扱いになってしまいました。というのも、表示される車体番号をクリックすると、『予約しますか?』などの表示も無く、いきなり予約扱いになってしまうのです。サイクルポートの近くまで行ってから、スマートフォンで予約するのが確実のようです。
  • サイクルポート全体のマップがない
    管理が区ごとで分かれているので、サイクルポート全体のマップが一覧できません。区をまたいで使いたい場合は、複数のマップを行き来しなければならないので、Googleマップの「マイマップ」として登録しました。
  • 料金チェック9時間15分以上使うなら1日パスがお得
    利用した料金は、2日間で3台(3回)借りて約4,000円。そのうち初日に12時間ほど借りていたところ、1日パスの料金を遙かに上回る3,000円近くになってしまって驚きました。
    1日パスを購入するには、「無人登録機」があるサイクルポートでクレジットカードか交通系ICカードで決済するか、「有人窓口」で携帯電話と顔写真入り身分証明書の提示が必要です。手数料540円で専用ICカードが発行されます。少し遠出してでも1日パスを購入すべきでした。ただ、ややこしいのが、「1日パス販売窓口」ではあっても「サイクルポート」ではない場所もあること。近くに「サイクルポート」があるので、問題ないとは思いますが要注意。
    例えば6時間以上使うと自動的に1日料金にスイッチするような、キャップ制を導入して欲しいところです。
  • バッテリーが切れたら終了
    「走るスマホ」としては、バッテリーの残量が気になるところ。サイクルポートに止めるたびに自動で充電されるような仕組みではなく、1台ごとの使い切りなので、充電や自転車の交換はできません。よほど長距離や上り坂を乗らない限り、1日乗っても途中でバッテリー切れになる心配は無さそうでしたが、夕方以降にライトを使い出すとシビアかも。走りながらスマートフォンを充電できるUSBポートが欲しいと感じました。
  • 歩行者天国や人混みでは使えない
    これは、日頃の利用者マナーですが、人混みでは押し歩きが基本。渋谷や、休日の銀座、交通量が多くて歩道も狭い場所では、使えないと思っていた方がいいでしょう。道路の右側を逆走したり歩道の車道側を通らない、レンタサイクル以外の自転車も、残念ながら多く見掛けたので、利用者としては要注意。
  • シフトギア押し歩きすると結構重い
    その押し歩きですが、電源をオフにして押す電動自転車は、バッテリーと駆動機構の分だけ重たいので、取り回しが少々大変になります。
  • スマホ片手は要注意
    マナーやルールについては、私自身も偉そうなことはいえません。今回、7月の主に『Ingress Aegis Nova Tokyo』のプレイで使ったこともあって、ゆっくりとはいえ走りながらついスマートフォンの画面をチラ見しそうになったり、片手運転してしまうことがありました。
    ただ、単純にナビとしてのスマートフォンの置き場所が欲しかったのは正直なところです。
  • 車体が汚れてることもある
    利用したり見掛けたサイクルポートはすべて屋根無しの屋外でした。そのため、ハンドルやサドル、レバー、かごが少し汚れていることもありました。人が巡回してメンテナンスしてもいるんでしょうが、明るい色の服や荷物で乗るときは、ウエットティッシュでサッと拭くなど、注意した方が良さそうです。
  • サービス名称が統一されていない
    各区で「江東区(臨海部)コミュニティサイクル」「港区自転車シェアリング」「中央区コミュニティサイクル」「千代田区コミュニティサイクル ちよくる」と呼んでいますし、一般呼称は「レンタサイクル」、私が検索したのは「レンタルサイクル」、そしてサービス自体は「ドコモ・バイクシェア」。
    これは混乱しますし、SEO的にももったいない気がしました。(そもそも、自動車は「電気自動車」なのに、自転車は「電気自転車」とは呼ばないのはなぜなんでしょうね?)

ドコモ・バイクシェア
このドコモ・バイクシェアは、横浜や神戸、広島、八丈島(他地域とは、一部手続きが異なります)などでも使えますし、都内の一部のサークルKサンクスにもサイクルポートが設置されるようなので、これからさらに拡がりを見せるでしょう。機会があればまた使ってみたいと思います。

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