PDFに手書き文字を入れる方法4-sign.new

sign.newにアクセスするだけ!以上!

PDFドキュメントに手書き文字をサクッと、しかしちゃんとセキュアに入れる方法は、3回で一旦終わろうとしていたタイミングで、大物(?)がやって来ました!何と、デスクトップブラウザーで「sign.new」にアクセスするだけ。もう、この記事すら書かなくてもいいんじゃないかw

sign.newのいいところ

  • デスクトップのWebブラウザーとインターネットだけあればOK。
  • Webブラウザーを選ばない。SafariでもOK。プラグインなども必要なし。
  • Adobeアカウントがあれば、無料で使える。
  • Adobe DC/CCユーザーなら、クラウドで同期したドキュメントやサインがそのまま使える。
  • Acrobatアプリケーションのライセンスにも関係しない。

sign.newの注意点

  • 組織によっては、Sign.newへのアクセスや、ファイルのアップロードが制限される可能性あり。それ以外は、基本的にはすべてAcrobat DCを使う場合と同じ。
  • (現時点では)モバイルOSでは使えない。
  • 「sign.new」の文字列だけでは、URLだと判別されない(https://sign.new/にする必要あり)。

sign.newを使う手順

  1. (手書き文字の準備は省略)
  2. デスクトップブラウザーで sign.new にアクセスする。
  3. Adobeアカウントにログインして続行。ログイン済みのままはそのまま次へ。
  4. ウインドウに、署名したいPDFファイルをドラッグする。[V]ボタンで、最近の履歴や既存ファイルから選択も可能。
  1. [署名]ボタンで署名を作成する。操作方法は、AcrobatやAdobe Fill & Signアプリと同じ。
  2. 「署名」プルダウンメニューに表示された署名を選択する。
  3. PDF書類上の任意の場所をクリックし、サイズや角度を調整して配置する(水平垂直比率は維持される)。
  4. 保存したファイルは、ダウンロードしたり、他者に署名を依頼するために共有。

署名以外にも使える!

この、GoogleによるURLの拡張とでもいえばいいんでしょうか、Adobe関連だと他には、Officeドキュメントや画像をPDFに変換する pdf.new と、Adobe SparkのUIで画像コンテンツを作れる create.new が使えます。素晴らしい!サードパーティーのコンバーターや、セキュリティーが不安なWebサービスなどを使わなくても、これらの作業がGoogle→Adobeの環境で使えます。

何でも、同様の機能を2020年内に20個ほどリリース予定があるようで、期待が高まります!


さらにこの.newは、他にもいろいろなサービスとダイレクトに連動しています。すでに、MediumやG Suite、GitHub、Asana、Anchor、WordPress、Google Meetで機能し、さらに充実していくようです。こっちも目が離せませんね。