
sign.newにアクセスするだけ!以上!
PDFドキュメントに手書き文字をサクッと、しかしちゃんとセキュアに入れる方法は、3回で一旦終わろうとしていたタイミングで、大物(?)がやって来ました!何と、デスクトップブラウザーで「sign.new」にアクセスするだけ。もう、この記事すら書かなくてもいいんじゃないかw
sign.newのいいところ
- デスクトップのWebブラウザーとインターネットだけあればOK。
- Webブラウザーを選ばない。SafariでもOK。プラグインなども必要なし。
- Adobeアカウントがあれば、無料で使える。
- Adobe DC/CCユーザーなら、クラウドで同期したドキュメントやサインがそのまま使える。
- Acrobatアプリケーションのライセンスにも関係しない。
sign.newの注意点
- 組織によっては、Sign.newへのアクセスや、ファイルのアップロードが制限される可能性あり。それ以外は、基本的にはすべてAcrobat DCを使う場合と同じ。
- (現時点では)モバイルOSでは使えない。
- 「sign.new」の文字列だけでは、URLだと判別されない(https://sign.new/にする必要あり)。
sign.newを使う手順
- (手書き文字の準備は省略)
- デスクトップブラウザーで sign.new にアクセスする。
- Adobeアカウントにログインして続行。ログイン済みのままはそのまま次へ。
- ウインドウに、署名したいPDFファイルをドラッグする。[V]ボタンで、最近の履歴や既存ファイルから選択も可能。
ブラウザーでsing.newへ サインするPDFを選択 PDFに使うサインを作成
- [署名]ボタンで署名を作成する。操作方法は、AcrobatやAdobe Fill & Signアプリと同じ。
- 「署名」プルダウンメニューに表示された署名を選択する。
- PDF書類上の任意の場所をクリックし、サイズや角度を調整して配置する(水平垂直比率は維持される)。
- 保存したファイルは、ダウンロードしたり、他者に署名を依頼するために共有。
画像を選択 署名の位置とサイズを調整 共有やダウンロード
署名以外にも使える!
この、GoogleによるURLの拡張とでもいえばいいんでしょうか、Adobe関連だと他には、Officeドキュメントや画像をPDFに変換する pdf.new と、Adobe SparkのUIで画像コンテンツを作れる create.new が使えます。素晴らしい!サードパーティーのコンバーターや、セキュリティーが不安なWebサービスなどを使わなくても、これらの作業がGoogle→Adobeの環境で使えます。
何でも、同様の機能を2020年内に20個ほどリリース予定があるようで、期待が高まります!
PDFに変換するpdf.new 画像コンテンツ作成のcreate.new
さらにこの.newは、他にもいろいろなサービスとダイレクトに連動しています。すでに、MediumやG Suite、GitHub、Asana、Anchor、WordPress、Google Meetで機能し、さらに充実していくようです。こっちも目が離せませんね。